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がん超早期診断・治療機器の総合研究開発

事業・プロジェクト概要

事業期間:平成22年度~平成26年度、予算総額:62.6億円
PL:加藤 紘(NEDOプログラムマネージャー、国立大学法人山口大学 名誉教授)
 我が国においてがんは死因の第一位を占めていますが、より早い段階で診断をして精度の高い治療を行うことは、がん患者の死亡率を低減させることに有効であると考えられています。現在、がんの治療法は、開腹手術など外科的治療が中心となっていますが、QOLの向上や早期の社会復帰のためには、身体的な苦痛を伴わず、入院期間が短い治療技術の確立が必要不可欠です。
 そこで本プロジェクトでは、血液中のがんマーカー検出法や組織画像を活用した高精度な診断システムの開発を行い、がん病巣の早期発見を実現するとともに、臓器機能を温存する高精度な放射線治療機器や体に対する負担が少ない内視鏡・腹腔内鏡等による外科的な治療法等の開発を目指します。これらの開発を診断・治療の観点から一体的に推進し、従来より早期にがんを発見して多様な治療法の選択を可能とすることで、診断・治療機器の開発・普及と併せて、生存率やQOLの向上につなげていきます。

■「がん超早期診断・治療機器の総合研究開発」の概要

  • がん超早期診断・治療機器の総合研究開発全体図

基本情報

技術・事業分野 バイオテクノロジー
プロジェクトコード P10003
担当部署 バイオテクノロジー・医療技術部 (TEL:044-520-5231)

詳細資料

短期的アウトカム概要(6年間の追跡調査により把握した状況)

【追跡対象企業のPJ終了後6年目のステージ状況】

対象企業数:15社

上市:4、製品化:1、研究・開発を継続中:10、中止・中断:0

最終更新日:2021年4月9日

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