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次世代送電システムの安全性・信頼性に係る実証研究

事業・プロジェクト概要

事業期間:平成26年度~平成27年度、予算総額:3.58億円

超電導送電技術は、科学技術イノベーション総合戦略において取り組むべき課題、スキームの中で「革新的エネルギー変換・貯蔵・輸送技術の高度化」の一つとして位置づけられており、温室効果ガスの排出を極力抑えたクリーンなエネルギー利用を達成した社会の確立に必要な技術とされています。

本プロジェクトでは、超電導ケーブルを実際の電力系統へ導入するために、これまでに確認した通常時の信頼性に加えて、不測の事故(地絡・短絡事故等)時に生じる現象と冷却システム等への影響を把握し、安全性、信頼性を検証します。加えて、実際の電力系統で要求される高い信頼性を確保するために、冷却システムのさらなる高性能化、高耐久化開発を行います。さらに、事故・故障時の早期復旧方法等の実用性向上対策を検討します。

以上の研究開発を実施し、超電導送電技術の安全性及び信頼性を向上することにより、当該技術分野における我が国の優位性を維持・拡大するとともに、将来の高密度な電力需要に適応する高効率な次世代送電システムの実現に資することを目的としています。

  • 高温超電導ケーブルの写真
    高温超電導ケーブル(66kV,3心一括)

基本情報

技術・事業分野 省エネルギー
プロジェクトコード P14001
担当部署 省エネルギー部 (TEL:044-520-5180)

詳細資料

短期的アウトカム概要(6年間の追跡調査により把握した状況)

【追跡対象企業のPJ終了後6年目のステージ状況】

  • 対象企業数:4社
  • 上市:1、製品化:1、研究・開発を継続中:2、中止・中断:0
最終更新日:2022年5月25日

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