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再生医療の産業化に向けた細胞製造・加工システムの開発

事業・プロジェクト概要

事業期間:平成26年度~平成30年度、平成26年度予算:20億円
PL:中畑 龍俊(国立大学法人京都大学 iPS細胞研究所 教授)

再生医療は、手術・投薬などの従来の手法では治療困難とされる疾患の根本治療に道を拓くものであり、生物学的、医学的な研究が進むにつれ、再生医療により多様な治療が可能になることが期待されています。
 本プロジェクトでは、医療の場に供される再生医療製品を安全かつ安価に製造・加工するための、各プロセスが連携した製造システムの開発を行います。具体的には、対象となる疾患や適用する術式に対応した再生医療製品及びその原料となるヒト幹細胞を製造・加工する上で必要となる、拡大培養、分化誘導(培養)、品質管理(評価)、加工、保存(凍結・解凍)等の各プロセス及びプロセスの正確性・確実性を担保するための工程管理技術について、個別要素技術の自動化装置や培地・基材等の周辺製品を開発します。更に、これらを最適に組み合わせて連携させた製造システムを構築し、実際に製造を行い評価します。
 これにより、ヒト幹細胞を応用した再生医療製品開発の促進や再生医療製品及び再生医療周辺製品の国際競争力強化を図ります。

  • プロジェクト概念図
    プロジェクト概念図

基本情報

技術・事業分野 バイオシステム
プロジェクトコード P14006
担当部署 バイオテクノロジー・医療技術部 (TEL:044-520-5230)

詳細資料

最終更新日:平成27年6月25日

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