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緊急アスベスト削減実用化基盤技術開発

基本情報

技術分野
  • 化学物質管理技術
プロジェクトコード P06015
担当部
  • バイオテクノロジー・医療技術開発部
連絡先 044-520-5230
詳細資料

事業・プロジェクト概要

事業期間:平成18年度、平成18年度事業費:3.3億円

  アスベストは、天然に産する繊維状結晶鉱物(白石綿、茶石綿、青石綿)の総称で、耐熱性、耐酸性、耐摩耗性が優れることから、住宅の吹き付け材、壁天井、水道管等の建材、発電所、化学プラント等の配管シール材、自動車ブレーキの磨耗材などの工業製品に使用されてきました。アスベストは、昭和25年ごろから海外より輸入され、これまでの国内蓄積量は970万トンにも達しています。昨年、民間企業によって、従業員や周辺住民等へのアスベストによる健康被害が公表され、その深刻さが甚大であることが次々と明らかになりました。その健康被害が危惧されながらも、アスベストが使用され続けた理由は、優れた特性を有しており、その代替製品が開発されるまで長い時間を要したためであり、また、一部代替製品が未だ十分な性能を有しないためでした。現在でも、一部のシール材、絶縁材料については、製造、使用されていますが、これらのアスベストについても、平成20年を目処に全面禁止されることになっています。
  以上のような問題点を緊急に解決し、平成20年頃までのアスベスト全廃を早めるために、本事業では以下の3テーマ、7項目の研究開発を実施し、実用化基盤技術を確立します。
  1. オンサイトで簡易、迅速に探知・計測できる技術
    • 簡易偏光判定装置(PVS)の改良による建材中アスベスト検出技術の研究開発
    • 水溶性塩基染料の吹き付けによるアスベスト有無の簡易判別法
  2. 非建材の代替製品に係る実証技術・試験
    • シール材の非石綿代替製品に関する寿命推定実証技術の研究開発
    • 高温用非アスベストガスケット・パッキンの開発
  3. 建材等の廃棄・除去、及び無害化を安全、効率的にできる技術
    • オンサイト式(移動式)溶融・無害化処理システムの研究開発
    • 吹付けアスベスト無人化除去・回収工法の実用化に関する研究開発
    • 吹付けアスベストを安全に剥離・圧縮・梱包できるクローズ型処理システムの研究開発

■緊急アスベスト削減実用化基盤技術開発

緊急アスベスト削減実用化基盤技術開発