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深部治療に対応した次世代DDS型治療システムの研究開発

基本情報

技術分野 プロジェクトコード P06042

事業・プロジェクト概要

事業期間:平成19年度~平成21年度、予算総額:9.48億円
PL:橋田 充(京都大学大学院 薬学研究科 教授)
 
 がんの発生部位には、体表面(皮膚等)と人体の深部にある臓器(肺、膵臓等)があります。従来の治療法(外科手術、化学的治療、放射線治療)の、問題点(薬剤が全身に行き渡るための副作用、放射線被爆等)を解消するため、薬剤等をがん細胞のみにピンポイントに届け、病変部位のみに選択的に薬効を発揮させる技術(DDS:Drug Delivery System)の開発が行われています。
 本プロジェクトでは、人体の深部まで届く光、超音波などの外部エネルギーとDDSを組み合わせ、治療の効果および効率を飛躍的に高めたがん治療を可能にするシステムの開発を行います。
 

(1)革新的DDSと光ファイバー技術を融合した光線力学治療システム

 生体に安全な光エネルギー刺激によって薬効を発現する薬剤をがん細胞へ選択的に送達するDDS開発と、体内に低侵襲かつ効率的に光照射を行うことのできる光ファイバーおよび光照射装置の開発を統合させ、正常組織にダメージを与えることなく難治性がんを根治できる治療システムを開発します。
 

(2)相変化ナノ液滴を用いる超音波診断・治療統合システム

 表在部・腹部・泌尿器科領域などを対象とした腫瘍部位を想定して、診断用造影剤であってかつ治療増感剤としても機能するマイクロバブルを、あらかじめ投与されたナノ液滴前駆体の選択的活性化により、治療ターゲットを事前に画像診断によって実時間的に確認した上で、治療用超音波による加熱凝固作用などの物理的作用を用いて、部位選択的な治療診断・治療統合システムの研究開発を行います。前臨床試験を開始するのに必要な薬剤構造および装置のプロトタイプを開発します。
 
■治療システムの概要

短期的アウトカム概要(6年間の追跡調査により把握した状況)

■追跡対象企業のPJ終了後6年目のステージ状況

対象企業数:1社

  • 上市:0
  • 製品化:0
  • 研究・開発を継続中:1
  • 中止・中断:0