高塩素含有リサイクル資源対応のセメント製造技術開発
事業期間:平成14〜17年度,17年度事業費1.0億円
廃棄物最終処分場余命の逼迫が深刻化していく中、最終処分量の約20%に相当する各種の廃棄物等(副産物も含む)を原燃料として受け入れているセメント産業に対する期待は高まる一方となっています。このような社会的要求を踏まえて、本事業においては、2010年にセメント1トン当たりの廃棄物等受入量を現状の332kg(2000年実績)から400kgまで拡大することを目指した技術開発を行っています。具体的には、塩ビ混入廃プラスチックや都市ゴミ焼却灰等の高塩素含有廃棄物を含む平均塩素濃度500ppm以上(クリンカ換算)の原料から、セメントJIS規格上の含有塩素上限量をクリアするセメントの製造技術を確立するために、下図に示すような、【1】塩素バイパスシステム(セメント製造工程における塩素の抽出技術)と【2】Kパウダー注)塩回収システム(抽出した塩素や重金属の分離回収・精製・無害化処理)の開発に取り組んでいます。
注)Kパウダー:塩素バイパスシステムにより捕集された塩素含有原料の総称
■塩素バイパスとKパウダー塩回収のプロセスフロー

注)Kパウダー:塩素バイパスシステムにより捕集された塩素含有原料の総称


