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「2019年度第2回NEDOスマートセルプロジェクト技術セミナー」開催報告

2019年12月25日

NEDOは11月21日、東京都内で「スマートセル創出プラットフォームの構築と実証―微生物利用による物質生産(技術紹介、有用酵素・色素事例)―」をテーマに技術セミナーを開催し、100名を超える多くの方々にご参加いただきました。

本セミナーでは「バイオテクノロジーと情報科学(デジタル)の融合」、「設計(Design)、構築(Build)、評価(Test)、学習(Learn)のワークフロー(DBTL)の展開」を念頭に置きつつ、プロジェクトで開発中の基盤技術や、各種基盤技術を活用した実用化研究について紹介しました。

当日の講演資料(要旨集)とプログラムを以下に掲載しております。より多くの方々にNEDO事業の取り組み・最新の研究成果及び関連動向について知っていただきたく、是非ご覧ください。なお、第3回技術セミナーは12月18日(NEDOフェスタin関西、大阪市)を予定しています。

  • イベント会場の様子

「スマートセル創出プラットフォームの構築と実証
―微生物利用による物質生産(技術紹介、有用酵素・色素事例)―」

講演プログラム:
講演内容
■開会挨拶
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
材料・ナノテクノロジー部 部長(兼)バイオエコノミー推進室 室長
吉木 政行
■NEDOスマートセルプロジェクト全体概要と今後のアウトリーチ方針
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 プロジェクトリーダー 九州大学 名誉教授
久原 哲
■体外診断用医薬品酵素コレステロールエステラーゼの大量生産を目指して
国立研究開発法人産業技術総合研究所 生命工学領域研究戦略部 研究戦略部長
田村 具博 氏
■発現制御ネットワーク構築技術を活用した紅麹色素生産性向上の取り組み
国立研究開発法人産業技術総合研究所 生物プロセス研究部門 主任研究員
藤森  一浩 氏
■長鎖DNA合成
神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科 特命准教授
柘植 謙爾 氏
■代謝経路設計技術の開発と実用微生物への技術展開
国立研究開発法人理化学研究所環境資源科学研究センター 細胞生産研究チーム 副チームリーダー
白井 智量 氏
■配列設計によるタンパク質発現制御
国立研究開発法人産業技術総合研究所 人工知能研究センター 主任研究員
齋藤 裕 氏
■分子動力学シミュレーションによる酵素高機能化
国立研究開発法人産業技術総合研究所 オーミクス情報研究チーム
池部 仁善 氏
■基調講演 バイオエコノミー社会の実現を目指して
経済産業省 生物化学産業課長
田中 哲也 氏
■閉会挨拶
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
材料・ナノテクノロジー部 統括主幹(兼)バイオエコノミー推進室 室長代理
杉江 渉

講演資料(要旨集):PDF 資料(32.8MB)

連絡先

本件に関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。

電話番号 044-520-5220­
E-mail smartcell@ml.nedo.go.jp
担当者 NEDO 材料・ナノテクノロジー部 バイオエコノミー推進室 林、金田、秋葉