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瓦礫の中の被災者救出に威力を発揮 地震による液状化現象にも対応
狭い環境への進入が可能なヘビ型ロボット。1972年に初めて誕生したこのロボットは、倒壊した家屋や瓦礫の中の被災者を探索したり、家屋の軒下や天井裏などを検査したりする際に威力を発揮してきました。しかし、これまでにさまざまなヘビ型ロボットが研究・開発された中で、屋外作業用の移動ロボットとして実用に供するヘビ型ロボットはありませんでした。
今回、愛・地球博に登場する「ACM-R5」は、その究極形ともいえるもの。段差乗り越えや捻転運動など3次元運動が可能な「ACM-R3」と、密閉構造を持ち水中推進が可能な「HELIX」という2つのヘビ型ロボットを融合させた、まったく新しいヘビ型ロボットなのです。
地震国・日本発のこの水陸両用ヘビ型ロボットは、災害救助ロボットとして世界から注目されています。密閉構造をもつため、地震の際の液状化現象下でも運用できるのが利点です。モーター、制御機器は、ジャバラで密閉された胴体ケースの内側におさめられ、2自由度関節を持つACM-R5。動力伝達部には摩擦を利用した過負荷保護機構を装備し、大きな外力を受けても駆動機構を保護できるのが特徴です。
また、近年、光ファイバーが地中に敷設されるケースが増えていますが、基幹線から各家庭に光ファイバーを通す配管は一般に狭く、工事が困難なことが少なくありません。こうした狭い配管にも進入することができるヘビ型ロボットは、光インターネット網の加速にも一役買うものと期待されています。
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