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時速22キロまで速度調整可能。 自動低速乗用車へ応用が期待
愛・地球博で、来場者と追いかけっこをするロボットがいます。鬼ごっこロボットの「ASKA」(アスカ)。丸々とした外見によらず、足の速さが自慢です(万博では来場者がケガしないよう速度を落としています)。会場では、来場者の前後を常に一定の距離を保ちながら自動走行するアスカが見られます。
アスカは、もともとマラソンランナーの前を先導するペースメーカーロボットとして開発されました。ディスプレーには、そのときの平均走行時速、1周当たりのラップタイム、進行方向、ランナーの体温・消費カロリーなどが表示され、ランナーにとっては、従来の白バイ以上に頼もしさに感じるはずです。
前後にキャスターをつけた2輪駆動方式で、チューブレス空気タイヤを使用し、アスファルトの道もスムーズに走ります。走行速度は1から時速22kmまで256段階の制御が可能。また、背中のタッチパネルディスプレーで、後方を走るランナーへの情報提供を行うことができます。
ほか、アスカは、空港や病院、ショッピングセンターなどの広いスペースの施設で、案内、荷物の運搬、監視などの業務を行うこともできます。空港のカートやゴルフカート、牽引車などを自律移動機能付きにするという応用も可能な、かなりの多機能ロボットとして大きな期待を寄せられています。また、アスカの開発は、将来の低速乗用車の自律走行機能や交通事故防止機能にも貢献できると見込まれています。鬼ごっこロボット・アスカは、日本初の「公道を走る自律ロボット」になり得るかもしれません。
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