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機能向上に、レスキュー隊の声を反映。 乗り込み操縦も、遠隔操縦も可能
「T-52援竜・改」は、災害現場などで人間の数倍の力が必要な作業を行ったり、救助隊員が近づけないような危険な場所で作業の代行を行ったりする、実に頼もしい双腕のレスキューロボットです。油圧駆動されるアームは、片手で500kg、両手では1tもの物体を持ち上げ、人並みはずれた“腕力”を誇ります。人間が車体に乗り込んで建設機械のように操縦できる仕様であり、遠隔操縦も可能です。
T-52援竜・改は、建設機械と同様にクローラ(キャタピラ)の上に旋回する車体に、開閉グリッパを持った8自由度(マストの自由度を含む)の油圧駆動アーム2本を同時に使い、従来の建設機械ではできなかったさまざまな作業を行います。足場が悪くて近くまで行けないときは、アーム基部のマストを倒して腕を前方に伸ばし、対象物まで手先が届くようにすることもできます。また、パワーを要する重作業だけでなく、マスター側の力フィードバックの感度を高めることで、繊細な作業にも対応が可能です。
万博会場では、地震で瓦礫の下敷きになった車中に閉じ込められた被災者を救出するというシナリオのもと、T-52援竜・改がレスキュー活動を支援するデモンストレーションが見られます。自動車に覆いかぶさった瓦礫を両腕を使って取り除き、一方の腕で車体を支えながら、もう一方の手で押しつぶされて開かないドアをこじ開けるなど、双腕ならではの特徴が生かせるT-52援竜・改の実演は、昨今、大規模な災害が続いているだけに、さぞ来場者の目にたくましく映ることでしょう。 |