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移動困難者の屋外移動を可能に。 探査用ロボットとしても期待
「チャリべえ」は、石や根株が散在する自然不整地や、段差の続く道でも自由に移動でき、平坦路では高速での車輪走行ができる、用途の広い自然地形散策用搭乗型移動ロボットです。高齢者・障害者・病弱者の総数は約2,000万人に達すると見込まれる2020年ごろには、移動が困難な人々の移動を強力にサポートするであろうツールです。
チャリべえの特徴は、脚と車輪の双方の特徴を併せ持つ脚車輪分離型であること。重い機体の前後に3自由度の脚を4本と、左右に車輪を装備する簡単機構は、脚の負担を軽減でき、高い安定性をもたらします。また、脚だけの移動機構に比べて重心が格段に低くなるため、斜面移動での安定性にも優れています。
その機構的特徴を活かした移動制御手法を基本とする制御アルゴリズムを搭載し、必要最小限の内界センサーだけで大きな凹凸のある未知の不規則・不整地を移動する能力を得ています。これによって、視覚や力感覚などの外界センサ−につきもののノイズによる暴走の危険性を避け、必要なときだけ足裏感覚や視覚センサーからの情報を活用することで、高い信頼性と滑らかな移動が実現されます。
移動困難者の屋外移動を楽にするチャリべえは、日常生活とともにレジャーなどの楽しみも倍増させ、生活の質(QOL)の向上をもたらすロボットともいえます。さらに将来は、噴火口探査、極地探検、被災地調査など、さまざまな探査用ロボットとしても有効性を発揮するものと見られています。 |