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マイクなしで話しかけてもOK。 人の視線の方向やジェスチャーも認識。
これまでヒューマノイドロボットの研究の多くは,歩行動作をはじめとした運動機能に重点が置かれ、人と対話するための技術については取り組みが遅れていました。しかし、ロボットが家庭や職場に活躍の場を広げるには、人とのコミュニケーション機能が欠かせません。
「人とインタラクション可能なヒューマノイドロボット」、通称「HRP-2」は、頭部にが組み込まれたステレオカメラやマイクロフォンアレイで、人間との自然なコミュニケーションをとることが可能です。コミュニケーションの手段は、1m離れた位置からマイクなしで話しかけられるほどの自然な音声対話。大人と子どもの声を聞き分け、くしゃみや咳といった声と非定時雑音も区別OKです。また、人間からのアイコンタクトにも反応する機能を搭載しています。
ほか、人の顔を見て顔の向きや視線方向、つまり、人が何を見ているのかを認識し、人の全身の動きを見て、指さしなどのジェスチャーを認識する能力も持っています。これまでのヒューマノイドでは難しかったいろいろなコミュニケーションを自然にやってのけるところが、HRP-2の素晴らしいところです。
愛・地球博では、ステージ上にしつらえたリビング風のセットで、相手からの質問にジェスチャー交じりで答えたり、「あれ、取って」と指さした物を運んで来たりと、ロボットとは思えない情感豊かな動きを披露しています。 |