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不特定話者の自然発話を文章ベースで認識。 声色にも人間らしい感情表現
このアクトロイドで採用されている音声認識システム「アミボイス」は、声の事前登録ができない不特定話者の「自然発話」を、単語認識ではなく「文章ベース」で認識する点を最大の特徴としています。つまり、年齢、男女、イントネーション、声のピッチ(高低)、スピードを問わず、通常の会話で認識することができるのです。今までの音声認識のイメージを覆すこの技術は、すでにコールセンターや、電子カルテの入力、議会会議録の作成支援などに幅広く採用されています。これにより、近い将来、リモコンを指で操作する代わりに、音声で「テレビON」などと指示するユビキタス時代がやってくるかもしれません。
また、今回のアクトロイドが案内役を務めるにあたり要求された機能は、人々が行き交い、人間の声やアナウンスが交錯する中で、アクトロイドが目の前にいる人の声だけを拾いだす技術です。周囲の雑音は、ロボットの音声の認識率を大幅に低下させるため、雑踏の中でも人間の話し言葉の音声だけをロボットが拾い上げる「ノイズ・エコーキャンセル技術」が採用されました。
今後は、この音声認識の技術を福祉ロボットのような実用的な分野にも生かすことが考えられています。音声認識の技術は、人間の生活をどのように豊かにできるのか――アクトロイドが表現できる能力の進化は、まだまだ続きそうです。
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