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理事長挨拶

イノベーションを加速し、スピーディーに成果を社会へ

理事長写真 国立研究開発法人
新エネルギー・産業技術総合開発機構
理事長 石塚 博昭
 NEDOは、1970年代に世界を襲った二度のオイルショックをきっかけに、新たなエネルギー開発の先導役として1980年に発足しました。以来、NEDOは経済産業行政の一翼を担う日本最大級の公的技術開発マネジメント機関として、「エネルギー・地球環境問題の解決」と「産業技術力の強化」という二つのミッションを掲げ、企業、大学および公的研究機関の英知を結集して、技術開発・実証に取り組んできました。その取り組みを最大化させるため、2014年4月には技術戦略研究センターを設立し、先を見据えた中長期の技術戦略の策定とこれに基づくプロジェクトの企画・構想の機能強化を図りました。また、プロジェクト・マネージャー制度を導入し、マネジメント機能の高度化や革新的な技術シーズを事業化に結び付ける橋渡し機能の強化を行い、イノベーション創出に貢献するための体制も構築してきました。

 そして、2018年4月、5年間の第4期中長期目標期間がスタートしました。現在の産業技術・イノベーション、エネルギー・環境を巡る状況に鑑み、第4期中長期計画では「技術開発マネジメントによる成果の社会実装」「研究開発型ベンチャーの育成」「中長期技術開発の方向性提示」の3つを柱として取り組みます。
 具体的には、まず「技術開発マネジメントによる成果の社会実装」に向けて、技術戦略に基づいたチャレンジングな研究開発の推進やさらなる技術開発マネジメントの機能強化を図ります。これらの取り組みを通じ、研究開発成果の最大化を図るとともに、研究成果を速やかに社会実装へつなげていきます。次に、イノベーションの新しい担い手を発掘し、新規産業の創出につなげるため、事業計画の策定支援等、各種支援施策を整備・実施することで「研究開発型ベンチャーの育成」を推進します。研究開発プロジェクトにおけるオープンイノベーションの推進研究開発プロジェクトにおけるオープンイノベーションの推進に向けて、シーズ段階から事業化まで一貫した支援体制を構築に向けて、シーズ段階から事業化まで一貫した支援体制を構築し、他の公的支援機関等との相互連携や情報交換等を通じて、官民のベンチャー支援のハブとなることを目指します。最後に、イノベーションの芽を見いだし、社会に実装させるため「中長期技術開発の方向性提示」に取り組みます。世界に先んじたイノベーションの予兆を掴み、日本の強み、優位性を生かした技術戦略を策定することで、産学官連携によるプロジェクトの実施につなげていきます。

 近年急速に発展している第四次産業革命の技術革新を取り入れた、新たなエネルギーおよび産業システムの構築並びにSociety5.0の実現に向け、NEDOは中長期計画に沿った取り組みを推進します。そして、今後も産学官連携によるイノベーション創出の好循環を実現し、スピーディーに成果を上げることで、社会に貢献してまいります。

主な活動内容

最終更新日:平成30年6月20日