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平成16年2月


欧州視察を下記の予定で行った
1) 訪問先と特記事項

訪問先 面談者 特記事項
Philipps-University-Marburg
(Germany)
Dr. Wendorff
Dr. Greiner
  • 独国のナノファイバー研究開発のリーダー
  • 立派なE-スピニングの研究設備を有し、5年後の実用化を目指す
  • 独国内30の研究機関を束ね、基礎研究を引っ張る
  • 省エネ目的の研究開発はこれから
Hollingsworth & Vose GMBH & CO
(Germany)
Mr. Binzer
  • 基礎研究はMarburg大学、応用開発はH&Vと所謂典型的な産学の連携を行う
  • "Nanoweb"と称するナノファイバー利用の製品を開発
  • 中国、台湾或いは韓国への進出を考慮中
  • 省エネへの関心は高い(これから)
New Castle University
(Britain)
Dr. Wright
  • カーボンナノチューブ(CNT)の基礎と応用研究が主体
  • 特に複合材料の構造と物性の研究
  • 省エネの研究開発はこれから
CNRS(Center de Research Paul Paskal)
(France)
Dr. Paulin
  • CNT、特にSWCNTの分散技術基礎研究が中心
  • これらを発展させて、CNTファイバーやCNTコンポジットファイバーの検討も実施
  • 省エネの研究開発はこれから
Labo. Of Mesoscopic and Nanometric Materials
(France)
Dr. Pileni
  • ナノクラスタリングに関する基礎研究
  • ミセル自己集合を利用したナノ結晶、ナノ金属の調整
  • 金属銅のナノワイアの作成に成功
  • 省エネの研究開発はこれから

2) 第1次と第2次に亘る、予定した海外訪問調査の完了に伴い、プロジェクトの総纏めの作業に着手した。


1) 欧州3ケ国のナノファイバーに関する研究は米国の視野の広さと規模に比し限定的である。
2) E-スピニングも大学での基礎技術の段階で、米国の実用化段階と格差がある。
3) 但し、独国ではMarburg大学がナノファイバー研究開発の牽引者となって国内30の研究機関を束ね取り組んでいるのが目立つ。("Nano Truck"なる啓蒙活動を実施中)
4) 独国では、"5年プラスマイナス2年以内にナノファイバーの本格性生産が始まり、5年後にはナノファイバーの時代が来る。"の注目すべき発言があった。


1) 最近の新聞報道では仏国もナノテク関連のプロジェクト推進で各国政府に協力を求める動きあり。