成果報告書詳細
管理番号20110000000449
タイトル平成21年度成果報告書 平成21年度第1回採択産業技術研究助成事業 09B33004a 難燃性有機・無機ハイブリッド型イオンゲル電解質の設計 平成21年度中間
公開日2011/10/12
報告書年度2009 - 2009
委託先名国立大学法人名古屋大学松見紀佳
プロジェクト番号P00041
部署名研究開発推進部
和文要約 イミダゾリウムクロリド型イオン液体にセルロースを溶解させた後、塩化メチレン共存下でボラン・テトラヒドロフラン錯体と反応させることにより3級ホウ素を有する新規な有機・無機ハイブリッド型イオンゲル電解質の合成に成功した。得られた一連のイオンゲルは10-4 Scm-1 オーダーのイオン伝導度を示し、イオン液体自身にも匹敵する高い値を示した。
 さらに、アミロースのグルコースユニットの6位水酸基をトリチル保護した後にヒドロボランと反応させることによりホウ素化アミロースを合成し、得られた高分子を支持高分子材料としてイオン液体、リチウム塩を含有するゲル電解質を作製した。本手法により、セルロースを溶解するイオン液体のみならず、イオン伝導特性や熱安定性に優れたイオン液体を使用することが可能になった。1-エチル3-メチルイミダゾリウムTFSAを用いた場合の50oCにおけるイオン伝導度は1.1 x 10-4 Scm-1 であり、熱重量分析における50%分解温度は430oCに観測され、大幅に熱安定性が改善された。
英文要約 Novel organic-inorganic hybrid type ion-gels were prepared by dehydrocoupling of borane-THF complex with cellulose in an imidazolium chloride type ionic liquid. The series of ion-gels obtained showed ionic conductivity over 10-4 Scm-1 at 50oC, which is comparable to ionic liquids themselves.
After protecting -OH group at 6 position of glucose unit, borylated amylose was also obtained by dehydrocoupling using mesitylborane. The matrix composed of borylated amylose/ ionic liquid/ lithium salt exhibited ionic conductivity exceeding 10-4 Scm-1 at 50oC. From the thermogravimetric analysis of the matrix, 50% weightloss was observed 430oC, indicating much improved thermal stability.
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