成果報告書詳細
管理番号20110000000457
タイトル平成21年度成果報告書 平成21年度第1回採択産業技術研究助成事業 09B36020a リスタック法によるNb3Al線材実用化に向けた要素技術の開発 平成21年度中間
公開日2011/10/12
報告書年度2009 - 2009
委託先名独立行政法人物質・材料研究機構伴野信哉
プロジェクト番号P00041
部署名研究開発推進部
和文要約 100m超級リスタックNb3Al線材の実現に関し、その土台となるいくつかの要素技術、具体的には組込み断面構成の最適化、組込み用銅管の清浄化、銅テープラップ(巻き込み法)による新しい組込み線材の拘束を検討した。このうち銅テープラップ拘束では、局所剪断ひずみが原因と思われる断線が生じることが明らかとなったが、そのほかの要素技術の開発で、100m超級線材への足がかりとなる無断線での50m級リスタックNb3Al線材の開発にはじめて成功した。
 また低コスト化に関して、従来から問題となっていた、組込み用前駆体線材における伸線工程での断線に伴う製造線材の歩留まり率の悪化に関して、400トン級押出し試作を通じ、組込み用線材の断面構成、具体的には超伝導フィラメント本数、フィラメント間バリア厚、非超伝導部体積率等の最適化を図り、断線リスクを1/2~1/3に軽減させることができた。
 そのほか多段の急熱急冷処理におけるNb-Al系非平衡反応の生成相の調査を行い、19Kという高い臨界温度の生成相が析出するという物理現象的に興味深い結果も得られた。
英文要約 Regarding achievement of 100 m-class restack Nb3Al wire, we attempted some basic technologies, e.g., optimization of the strand configuration, improvement of the cleanliness of the stabilizing Cu tube and “Cu tape wrapping” for smooth restacking. As a remarkable result, fabrication of 50 m-class wire was successful without breakage.
Regarding the cost minimization, in order to reduce the breakage risk of the precursor wire, we made optimization of the restacked precursor strand configuration, through the 400 ton-class hydrostatic extrusion manufacture and improved the risk down to one second to one third, compared to the conventional one.
In addition, we obtained an interesting result from a physical point of view, using newly the multiple rapid heating and quenching operation.
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