成果報告書詳細
管理番号20110000001767
タイトル平成19年度~平成22年度成果報告書  平成19年度採択産業技術研究助成事業 07C46056a タンパク質のネットワーク分子機能予測による創薬ターゲット同定手法の開発 平成22年度最終
公開日2012/4/26
報告書年度2007 - 2010
委託先名独立行政法人医薬基盤研究所 水口 賢司
プロジェクト番号P00041
部署名技術開発推進部
和文要約1. TargetMineデータウェアハウスのパスウェイや化合物データなどを拡張し,生物学的アノテーションに基づくターゲット候補のランキングシステムを確立した.C型肝炎や他の疾患に関連する一連の実験データを解析して新規ターゲット候補の疾患への関与を予測し,幾つかの検証実験に成功した.

2. C型肝炎ウイルスのNS5Aタンパク質と相互作用する分子をYeast 2 hybrid法で同定し,それらの中から1つのファミリー分子を絞り込んだ.これらの因子のsiRNAによる発現抑制によりJFH1株由来のHCV感染細胞でウイルス粒子の産生低下が認められた.以上の結果より,本研究で同定された宿主因子は,ウイルスの粒子放出過程に関与していることが推測された.

3. これまでにSerum Amyloid A遺伝子プロモーター領域中の転写因子STAT3の新規結合配列候補を三ヶ所に絞りこみ,これらの候補配列に突然変異を導入してルシフェラーゼアッセイによりどの部位が実際にSTAT3の結合に必要であるかを検討した.その結果,1ヶ所の候補配列に突然変異を導入したレポーターコンストラクトのルシフェラーゼ活性が野生型と比べて減少することが見出された.この配列が実際にSTAT3の結合に必要であるかをさらなる突然変異の導入とDNA pull down assayで検討をおこなっている.
英文要約1. New data sources including biological pathways and chemical compounds have been added to the TargetMine data warehouse. This extension resulted in an improved gene prioritization method and further experimental validation of disease-associated genes.

2. Human proteins that interact with hepatitis C virus (HCV) NS5A protein have been identified by yeast two-hybrid assays. One of these proteins has been shown to be a novel factor that regulates HCV replication.

3. Novel STAT3 binding sites have been predicted in the promoter region of Serum Amyloid A using computational methods. One of the predicted sites has been shown to affect STAT3 activity by a luciferase reporter assay.
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