成果報告書詳細
管理番号20120000001072
タイトル平成23年度成果報告書 情報収集事業 産業競争力の強化に向けた周辺状況調査
公開日2012/10/27
報告書年度2011 - 2011
委託先名三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
プロジェクト番号P09018
部署名技術開発推進部
和文要約欧州は、複数国・地域の研究開発リソースをフレームワークプログラム(FP)、ジョイント・テクノロジー・イニシアティブ(JTI)の戦略的な仕掛けで国プロの研究開発のポートフォリオ・俯瞰図を示すことで、自地域企業のイノベーションを促し、競争優位につなげている。ボッシュをはじめ同地域内企業もそれらの仕組みやマネジメントを巧みに利用している。
米国の技術開発政策は、オープンな「競争」による市場の効率性とエンドユーザーの効用(低価格、商品・サービス等のバラエティ)の最大化を重視。このため、我が国で実施するようなナショナルプロジェクトも市場の効率性を歪めるものと考えられている。大学や軍などへの研究開発予算の投下などイノベーションの支援をしているが、企業の競争優位を確立するための技術開発政策等といえるものはない。
韓国の技術開発政策は、サムスン、現代など有力な財閥系企業の動向を注視しており、後付で支援をすることが特徴である。時限立法によって、柔軟にピンポイントで研究開発や事業環境整備の支援をすることで官民一体となり、自国企業の競争優位の確立に寄与している。
米国、韓国の技術開発・イノベーション政策は、いずれも同国ゆえに推進できる要素が強く、我が国の技術開発政策への適用可能性は低いと考えられる。キャッチアップ型を卒業した我が国の国プロは、欧州のように多様な主体の高度な調整を行う、先進国のトップランナー型のマネジメントに学ぶことが多い。
海外の有力なメジャー企業は、「ブラックボックス化戦略」と「オープン化戦略」を組み合わせた標準化戦略を駆使してマーケットを獲得しており、事業戦略に占める標準化&知財戦略の比重が増大している。たとえば、バリューチェーンの中で特定の階層を選定し、摺り合わせ技術で知財を創出・独占しながら、ブラックボックス領域を設定した上で、他の階層ではオープン標準化を進め、プラットフォームビジネスを推進することで高収益を実現している。
英文要約This report discusses the state of national project management on industrial competitiveness of the Japanese. While touching upon the innovation policy and advanced national project of the major nations including EU, US, China, Korea, Taiwan and India, we gathered and analyzed information on industrialization strategy of the major companies (Intel, Apple, Nokia, Samsung, Bosch etc), which adjusted themselves to digitalization and open-standardization.
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