成果報告書詳細
管理番号20120000000907
タイトル平成23年度成果報告書 インドネシア国における温室効果ガス削減CCSプロジェクトの案件組成調査
公開日2012/12/19
報告書年度2011-2011
委託先名アラビア石油株式会社、丸紅株式会社、株式会社三菱総合研究所
プロジェクト番号P11013
部署名京都メカニズム事業推進部
和文要約アラビア石油株式会社、丸紅株式会社及び株式会社三菱総研は、インドネシア共和国におけるCCS (二酸化炭素回収・地下貯留) の事業化の可能性を調査するために、技術的、経済的スタディ及び温室効果ガス(GHG)削減に関するMRV/適用方法論の検討を行った。
このプロジェクトは、東南アジアにおける天然ガス田から排出されるCO2に対する最初のCCSプロジェクトであり、温室効果ガス(GHG)削減のための日本独自の技術を利用したものである。
2010年12月のカンクン合意においてはCCSがCDMとして適格と認められ、2011年COP17(ダーバン)においてもCDMとしてのCCSに関する手続き等について決定が公表されるなど、今後新たな展開が期待される。ただし、実施には漏出を完全に回避しなければならない等の厳しい条件が付けられているため、CCSプロジェクトが実際にCDMとして実施可能なのか、実現までの道筋は極めて不透明な状況にある。
こうした状況においては、二国間クレジットのような柔軟な仕組みに対する期待は高いと想定され、日本としてもその期待に応えるべく方法論を開発し、CDMに先駆けて実際のCCSプロジェクトを実施することが求められる。
本事業では、CO2を排出しているガス田の情報及びCO2地下圧入・貯留の対象としている油田の貯留層情報等を精査し、詳細3Dモデルを構築することにより、モデル上でのCO2貯留・削減量の算定、及びそれに伴う石油増産量の推定を詳細に研究した。
今後、モデル上での現象は、貯留層の一部を対象にしたパイロットテストで確認されることになるので、そのパイロットテストの基本設計も実施した。
また、油層・施設スタディの結果は、方法論検討のために利用され、より現実的な根拠に基づいた方法論を策定した。
調査項目は以下のとおりである。
(1) CO2地下貯留詳細スタディ及びラボテスト
(2) 地上設備の概念設計見直し
(3) パイロットテストの基本設計とコスト算定
(4) 事業スキーム及び経済検討
(5) その他CO2排出源の調査
(6) 温室効果ガス(GHG)削減に関するMRV/適用方法論の検討
(7) プロジェクト実施スケジュール
英文要約Arabian Oil Company, Marubeni Corporation and Mitsubishi Research Institute conducted the technological and economic study and the investigation of CO2 emission MRV/assessment methodology to evaluate the feasibility of CCS (Carbon Capture and Storage) project in Indonesia.
This project is the first CCS project for CO2 emitted by the natural gas production in the southeast Asia and utilizes the Japanese technology for GHG reduction.
In Cancun Agreement on December 2010, CCS was accepted to be qualified for CDM and expected to be developed in future. COP/MOP7 in Durban on December 2011 adopts the modalities and procedure for CCS as CDM and published Appendix A for the additional requirement for CDM registry. But it has still many strict conditions such as the complete avoidance of leakage for the actual CDM application.
So, Bilateral Crediting Mechanism might be more expected to be feasible for CCS in Japan and some other countries.
In this study, the information of gas field and the data of reservoirs in the oil field for CCS storage were investigated, and CO2 storage capacity and oil enhanced recovery were estimated based on the 3D simulation models. Pilot test after the feasibility study was also planned. And MRV/assessment methodology was constructed based on the results of those reservoir and facility studies.
Contents of study are as follows:
(1) CO2 Capture and Storage / Enhanced Oil Recovery Study
(2) Conceptual Design for Surface Facilities
(3) Pilot Test Design
(4) Feasibility of the Project
(5) Other CO2 Source Survey
(6) Investigation on MRV/Assessment methodology for GHG emission
(7) Project Schedule
ダウンロード成果報告書データベース(ユーザ登録必須)から、ダウンロードしてください。

▲トップに戻る