成果報告書詳細
管理番号20130000000015
タイトル平成23年度成果報告書 平成23年度採択先導的産業技術創出事業11A08008d 低エネルギー消費型高輝度・小型LED水中照明による低環境負荷型灯火漁業の実証研究 平成23年度最終
公開日2013/3/20
報告書年度2011 - 2011
委託先名国立大学法人鹿児島大学 水田 敬
プロジェクト番号P00041
部署名技術開発推進部
和文要約研究開発において3つの項目を設定し、以下の成果を得た。
研究項目名1 :圧倒的な小型・高輝度LED筐体の実現
 受熱部から放熱部に至る伝熱経路について、新たな筐体構造を開発するとともに、伝熱経路形状を最適化することによって、小学生のハンドボールサイズの筐体で40,000 ルーメンという大光量を実現し、LED水中灯の小型・高輝度化に成功した。
研究項目名2 :市販LEDパッケージ実装に最適化したFGHPの利用による低コスト・長寿命化の実現
 高性能ヒートパイプ型ヒートスプレッダ?であるFGHPを用いた市販LEDパッケージ実装基板の開発を行った。これにより、従来に比べて10倍以上の数密度でLEDパッケージを実装しても、LEDから発生する熱の集中による温度の上昇を抑制する事が可能となり、長寿命化が実現された。さらに、実装面内におけるLED温度が均一化されたことにより、各LEDの発光効率の均一性が向上し、高い発光品質を実現した。
研究項目名3 :魚類誘因に有効な波長を選択して発光することによる低エネルギー化の実現
 市販LEDパッケージを用いた際の光学特性と魚類の視覚に対する適応性について調査し、魚類誘因に対して真に有効な発光エネルギーの評価を行った。その結果、LED自体の発光効率の高低よりも、対象魚種の視覚特性に対するマッチングの高さの方が省エネルギー化に対する貢献は大きく、サンマに対しては国産の青緑色LEDパッケージを用いると、同社製の白色LEDパッケージに対して、有効なエネルギーを2倍近くに高めることが可能であることがわかった。また、最大照度方向が実現される方向においては、180 Wの電源を用いた際に4 kW白熱灯を用いた際の最大照度方向における有効エネルギーと同等の光を発生可能であることが明らかとなり、20分の1以下の省エネルギー化が実現されることがわかった。
英文要約With this project, the followings has been achieved:
1. Extremely small and high luminosity underwater LED light system.
2. Long-life and low-cost light source module with optimal FGHP for commercially available LED package.
3. Lower energy consumption by selecting luminous wavelength.
With this underwater LED light system, energy consumption can be decreased to one twentieth of conventionally incandescent lamp system, and luminosity is more than ten times as large as that of traditional LED light system.
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