成果報告書詳細
管理番号20130000000729
タイトル平成24年度成果報告書 「がん超早期診断・治療機器の総合研究開発 超早期高精度診断システムの研究開発:血液中のがん分子・遺伝子診断を実現するための技術・システムの研究開発 血中分子・遺伝子診断のための基礎技術の研究開発(癌マーカー細胞群の濃縮・検出・培養技術の確立とその診断応用)」
公開日2013/11/22
報告書年度2012 - 2012
委託先名静岡県立静岡がんセンター 独立行政法人国立がん研究センター
プロジェクト番号P10003
部署名バイオテクノロジー・医療技術部
和文要約 本プロジェクトでは、血液検査によるがんの転移可能性・悪性度の診断と、遺伝子診断をはじめとするがんの細胞診断を可能にすることで、患者に最適ながん治療を実現することを目的としている。このため、一定量の末梢血に含まれるCTC(Circulating Tumor cell) を濃縮後に、使い捨てチップで検体間コンタミネーション・フリーでの測定が可能なフローサイトメーターにより、血液中CTCを計数し、且つ、CTCを回収または分離してCTCの細胞診断までを行う診断装置とそのプロトコールの開発を行なっている。
 今年度の主な成果は以下の通りである。
*技術検証のための臨床試験を進め、肺がんのみでなく、乳がん、子宮がん、原発不明がんにおいて臨床試験を実施し、本技術の妥当性を検証できた。
*ソーティングシステムの完成により、CTCを純度よく回収することに成功した。
*上記システムを用いて、がん細胞株をスパイクした血液、および肺がん患者血液から、CTCを測定、分離後に、遺伝子変異を検出することに成功した。
*1個の腫瘍細胞から抽出したDNAを全ゲノム増幅し、次世代シークエンサを用いることで、そのゲノム異常の検出に成功した。
英文要約 This project is aimed at making it possible to diagnose cancer by blood testing. It will contribute largely to success in giving optimal cancer treatment to cancer patients. The team is developing the protocol for enrichment of CTCs from peripheral blood based on the original flow cytometer using disposable microfluidic chips which enables to detect and sort CTCs efficiently.
The achievements of this year (2012) are as follows,
In clinical feasibility study, the On-chip system performed superior sensitivity for CTCs enumeration than CellSearch in lung, breast, and ovarian cancer patients.
The On-Chip sort which is a disposable microfluidic-chip-based cell sorter can capture spiked tumor cells efficiently in preclinical experiments.
The On-chip sort also enables to capture CTCs from non-small cell lung cancer patients and analyze EGFR mutation from captured CTCs.
Genomic aberration was shown to be detected using single tumor cell by next generation sequencing after whole genome amplification.
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