成果報告書詳細
管理番号20140000000077
タイトル平成25年度成果報告書 微細藻類の燃料化実証研究の実施可能性に関する候補地の検討
公開日2014/5/9
報告書年度2013 - 2013
委託先名株式会社野村総合研究所
プロジェクト番号P10010
部署名新エネルギー部
和文要約1.微細藻類の商業的燃料化の実証研究の実施候補国の抽出と絞り込み
微細藻類の燃料化を商業的に成功させるための実証研究の候補国を抽出するため、商業化の前提となる条件を設定、6カ国程度を候補とし、2カ国を選択した。具体的には、前提となる条件については、バイオ燃料の年間生産量を10万キロリットル、そのために必要となる微微細藻類の年間生産量を20万トンとした結果、3,000haの土地が確保できることを第1の条件とした。これに加え、微細藻類の効率的な育成に必要となる条件として、日照(平均日照時間が3時間以上)、温度(ケッペンの気候区で、熱帯、乾燥、温帯)、降水量(平均年降水量が500mm以上)を第2の条件とし、さらに政治や社会の安定度合いを第3の条件とした。これにより、マレーシア、ブラジル、アメリカ、ベトナム、タイ、オーストラリアの6カ国が候補となった。
2. 実証実験の候補となりえる地域の特定と、地域間比較の実施
2 カ国について、実証実験の候補地を1 箇所ずつ程度を特定、実証実験/商業化に資する現地の状況等について地域間比較のため、燃料化の候補地域の特性を明確化した。具体的には、オーストラリアは、クイーンズランド州イプスイッチ市近郊のSwanbank Eガス火力発電所周辺地域を特定し、燃料化に係る地域特性を明らかとした。タイは、5箇所のガス火力発電所周辺地域を特定し、燃料化に係る地域特性を明らかとした。5箇所とも適地として考えられたが、その中で、Bang Pakong Power Plantは、発電所周辺に3,000haの土地が確保できる可能性があること、Bangkok港やLaem Chabang港といった主要な港に近いこと、さらに、既にCO2排出の削減に向けた藻類育成プロジェクトが手がけられていること、など、5箇所の中でも優位となるポイントが見られた。商業化を見据えた実証研究の実施について、オーストラリアとタイ、共に、環境としては同等と考えられるが、研究機関との連携という面で優位性のある、クイーンズランド州イプスイッチ市に位置する、Stanwell社が運営するSwanbank E Power Station(385MW)が近隣する地域について、実施可能性に係る検討を行った。
3. 商業化を見据えた実証実験の実施可能性に関する調査
地域間比較で優位な1 箇所について、実証実験の実施可能性に関する調査を実施、商業化を見据えたパートナーの明確化や事業性向上に向けた課題抽出を実施した。
4. 商業化を見据えた実証実験実施体制素案の策定
1.から3.のとりまとめとして、実証実験の実施を可能とする体制素案を策定した。
英文要約Objectives:
The aims of this study are to find possible locations for empirical research of commercial-scale microalgae biofuel production and to collect sufficient information to determine the suitability of these potential locations.

Project summary:
1. Making a list of suitable countries to conduct empirical research of commercial-scale microalgae biofuel production in order to select candidate countries
2. Selecting and comparing candidate locations for empirical research
3. Study on the feasibility of conducting a demonstration experiment for commercialization
4. Development of a draft structure plan that enables the implementation of the demonstration experiment for commercialization
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