成果報告書詳細
管理番号20140000000356
タイトル平成23年度成果報告書 平成21年度第1回採択産業技術研究助成事業 09A04007a 嗅覚神経回路の機能に基づいて食欲や母性の情動を制御する新技術の開発 平成23年度中間
公開日2014/7/1
報告書年度2011 - 2011
委託先名公益財団法人大阪バイオサイエンス研究所小早川令子
プロジェクト番号P00041
部署名技術開発推進部
和文要約匂い分子は嗅覚受容体によって感知される。本研究によって数多くの情動反応が特定の嗅覚神経回路によって先天的に制御されることが明らかになったものの、嗅覚受容体と情動とを結びつける原理の解明には至っていない。
本研究によって初めてマウスにおいて様々なレベルの恐怖情動を先天的に誘発する一連の匂い分子「恐怖臭」が開発された(情動誘発技術)。続いて、匂い分子によって誘発される恐怖情動を行動解析に加え、各種生理指標などを指標にして多次元解析する技術を開発した(情動測定技術)。ここで開発した情動の誘発と測定技術を用いることで、匂い分子の化学構造や嗅覚受容体との結合特異性と各種情動の誘発との間の相関関係を解析する研究を実施した。
マウスにおいて嗅覚受容体は約1000種類存在する。これらの全ての受容体を発現ベクターへとクローニングした。HANA cellを用いたスクリーニング系を用いて、匂い分子-嗅覚受容体-情動反応との対応関係の解析を進めた。
英文要約Odorant molecules are recognized by odorant receptors. Our study revealed that many types of emotional responses are innately regulated by specific olfactory neural circuits. However, the mechanisms that link odorant receptors and specific emotions are yet to be clarified.
In this study, we developed a series of “fear odors”, which can induce innate fear at various levels in mice. We also developed technologies by which we can measure fear emotions by multidimensional analysis. By using these two techniques, we analyzed correlation among chemical structures of odorants, binding specificities to odorant receptors and activities to induce emotions.
There are about 1,000 odorant receptor genes in mouse genome. We subcloned almost all of murine odorant receptors. Using HANA cell screening system, we analyzed the relationship among odorant molecules, odorant receptors and emotional responses.
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