成果報告書詳細
管理番号20140000000549
タイトル平成25年度成果報告書 NEDOプロジェクトから生まれた製品およびプロセス(NEDOインサイド製品)に関する体系化調査
公開日2014/8/21
報告書年度2013 - 2013
委託先名株式会社三菱総合研究所
プロジェクト番号Q05007
部署名評価部
和文要約NEDOでは、終了プロジェクトにおける研究開発成果の活用状況や売上、波及効果等についての追跡調査を実施し、その結果をプロジェクトマネジメントの改善に反映させている。しかし、この追跡調査では、プロジェクト終了後6年間における成果のみを調査対象としているほか、調査対象技術が限定されており、6年以上の年月をかけて、研究開発成果が広く社会に浸透、あるいは課題解決に貢献している製品・プロセスについては捉えることができていなかった。そこで、6年間の追跡期間を超えた開発成果を含む、幅広いNEDO研究開発成果の費用対効果を把握するため、NEDOでは平成21年度に「NEDOインサイド製品」として30製品を抽出。その後、昨年度、一昨年度とNEDOインサイド製品と追加し、現在ではNEDOインサイド70製品に関する経済効果や機能発現、波及効果等の把握と、NEDOインサイド製品がもたらす効果の整理に努めてきた。
本調査では、これまでのNEDOインサイド製品に関する検討経緯を踏まえ、NEDOインサイド製品に関するデータの追加や見直しと、新規NEDOインサイド製品30製品に関する予備調査を行った。新規製品追加にかかる予備調査にあたっては複数の情報収集手法を組み合わせて実施し、今後の新規NEDOインサイド製品の追加抽出に向けて効率的な手法の確立も目指した。また、昨年度までに経済効果等を推計、整理したNEDOインサイド70製品については、情報更新を行った。売上等情報を最新年度のものに更新するとともに、市場導入以降累計売上の試算などNEDOインサイド製品の効果を表現する新たな指標を導入した。既存、新規含めたNEDOインサイド100製品については、NEDOインサイド製品から生み出される効果を分かりやすく表現すべく、代表的製品に関する個票形式のまとめのほか、社会的課題の推移とNEDOプロジェクト開発経緯の時系列上の流れを整理した個票を作成した。
さらに、リサイクル分野を例にとり、NEDOインサイド製品によるアウトカム創出状況や、アウトカム創出につながる要件分析等を行った。具体的には、家電リサイクル、自動車リサイクル、プラスチックケミカル・サーマルリサイクル分野に関するNEDOプロジェクトを洗い出し、当時のプロジェクト従事者等関係者へのヒアリング調査、文献調査等をもとに、NEDOプロジェクト内容や成果の活用状況、アウトカム創出状況等について情報を収集した。収集した情報をもとに、リサイクル分野におけるアウトカム発現についての解析を行い、アウトカムの創出や拡大につなげるための要件を整理し、とりまとめた。ケーススタディー結果により、社会的課題解決を目指すNEDOプロジェクトでは、社会的課題の喫緊度合に基づいてNEDOと参画事業者の関係性や取組の方向性が異なる可能性が示唆された。その上で、NEDOプロジェクトにおけるアウトカムを極大化するための方策を検討し、NEDOにおける今後のプロジェクトマネジメントに対する示唆をまとめた。
なお、本調査において考え方の整理やわかりやすい表現については、各分野の有識者で構成するワーキンググループにおいて充分な議論を行いつつ検討を進めた。
英文要約Over the last 30 years, NEDO (New Energy and Industrial Technology Development Organization) has been conducting a few thousand researches and development projects which contribute to society in varied ways. These projects are followed up for 6 years in terms of practical use, sales, and ripple effects. But the results or the outcomes after the follow-up period have not been covered well. Some of important contributions or technological expansions from NEDO projects might not be well explained.
From such backgrounds, NEDO has focused on long-term effects of “NEDO inside” products, in which core technologies from NEDO projects were used. Since 2009, NEDO had investigated 70 NEDO inside products from the aspects of economic and ripple effects.
This research firstly focused on revising these results. Along with updating the sales results and forecast, new evaluation indicators (e.g. cumulative product sales since its release) were introduced.
30 more NEDO inside products were added, making the total of 100 products accordingly. In this process, seven methods for seeking NEDO inside products were adopted and compared to develop an effective methodology.
The benefits of these 100 products and NEDO’s contributions for their development were presented in various ways such as explaining the social benefits of individual products, and illustrating the chronological relationship between social needs and NEDO projects.
A case study was conducted in the field of recycle technologies (for home appliances, automobiles, and plastics) to investigate how NEDO projects bring the outcomes and what factors affect them. From literature review and interviews with related persons, the study suggested that projects should be managed in different ways considering urgency of the targeted social problems to enhance the outcomes.
An expert working group was organized for the advice regarding technical judgments and expressions easy to understand for public.
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