成果報告書詳細
管理番号20140000000629
タイトル平成24年度-平成25年度成果報告書 IT融合による新社会システムの開発・実証プロジェクト(都市交通分野)移動体データ銀行で実現する次世代都市交通情報共通基盤アジアモデルの構築
公開日2014/12/6
報告書年度2012 - 2013
委託先名西鉄情報システム株式会社  株式会社メイテツコム 株式会社IIC 国立大学法人九州大学 国立大学法人名古屋大学
プロジェクト番号P12009
部署名ロボット・機械システム部
和文要約件名:平成24年度-平成25年度成果報告書 IT融合による新社会システムの開発・実証プロジェクト(都市交通分野)移動体データ銀行で実現する次世代都市交通情報共通基盤アジアモデルの構築

本プロジェクトは新たな事業モデルである「移動体データ銀行」を中核に、いくつかの新サービスの創出を目指して開始した。「のりものインフォ・ドットコム」「<生>交通ライフログレポート」「ドライバーズ・カルテ」の3サービスについて、H24年度に検討・設計・開発し、H25年度は実証プロトタイプシステムの開発、構築、運用と検証を行った。
基盤を構築するための要素技術として、「次世代都市交通情報基盤」の研究開発を行い、データセキュリティ技法について、データ操作権限の課題について調査し「移動体データ銀行」で記録される個人の位置情報に対し、個人情報保護やプライバシーに配慮した形でのデータ記録の方法論について検討した。大規模データの構築方法については、高速な大規模データ処理手法を開発した。
つぎに、交通情報ビッグデータの情報処理・分析・解析技法について、車両・運転挙動から危険な運転状況を検知する技術に取り組んだ。
CANプローブ情報の分析・解析を行い、交通状況の生成シミュレータを開発した。また、多様なセンサーを搭載したセンサーカーを用意し、センサーデータを解析する環境を整備した。センサーデータや運転行動データから、運転の荒さを評価する手法について検討し、ドライバの運転行動からの運転の荒さを表す特徴量を抽出し、専門家による運転評価と同等の評価を可能にした。
「のりものインフォ・ドットコム」サービスは、「移動体データ銀行」に蓄積される形式の異なる種々のデータを基に、利用者の行動目的に合わせたリアルな各社のマルチモーダル乗換案内情報を連携させて利用者に提供するサービスの研究開発を行った。その中で、のりもの接近情報案内、経路検索方式の提案をし実証試験のためのプロトタイプシステムとしての各種機能を開発し、実装構築し実証をおこないH25年12月に12日間の実証実験と実車実験おこない好評価を得て事業性を確認できた。
「<生>交通ライフログレポート」サービスに関して、「移動体データ銀行」に預けられる移動体の情報を利用し、移動者に対して適切な時期に適切な情報を配信する「交通データ連動コンテンツ配信」サービスの研究開発と、新たな意味を見出し効率的なプロモーション活動を可能とする「事業者向けレポート」サービスの研究開発を行った。「交通データ連動コンテンツ配信」サービスを約2か月間、名古屋地区を中心に一般生活者を対象とした実証実験を実施し、効果を確認できた。「事業者向けレポート」は複数事業者へヒアリングを行い事業性を確認できた。
また「ドライバーズカルテ」サービスについては基礎技術開発、実車による確認をH24年度にて行い、H25年度はサービス構築および実車走行実験を実施した。本サービスについて、バスに搭載し車両の情報を収集し送信する車両システムと、バスからの情報を受信しセンターサーバへ蓄積する構造の実現を行った。その中で、車両システムの研究開発では、バス車両から取得できる情報の調査を行なった。その上でバス車載システム検討・設計・開発を実施した。また車両からの各種センサ情報および映像情報などの統合アプリケーション検討・設計・開発などを行
った。さらにシステム機能を西鉄グループ協力の下、実車両に車載システムを搭載し、システム全体の機能確認実験までを行った。実車実験から得たデータを用いて危険運転挙動検知が出来る事も確認した。
新サービス創出のため、「移動体データ銀行」のコンセプト、構成モデル、取引ガイドライン、システム要件について検討し、「移動体データ銀行」概要書を完成させた。
英文要約Title: Construction an Asian Model for Next-Generation Urban Traffic
Information Infrastructure realized with "Mobility Data Bank"(FY2012-FY2013)Final Report

This project started with the "Mobility Data Bank (MDB)" concept for creating new services.
We promoted investigation, design and development on our three services in FY2012, and
developed, constructed, operated and examined the prototype system in FY2013.

We carried out analysis and parse of CAN probe data and developed a simulator by which
traffic status can be generated and prepared sensor-cars with which various sensors
are equipped, and built a ready-to-use environment for analyzing sensor data.
We investigated methods for evaluating driving roughness based on sensor data or
driving behavior data. From behavior, we extracted feature values that driving roughness,
hence, made it possible to conduct equal-level evaluation as professionals.

The "NORIMONO Info Dot-Com service"(the service providing information of public
transportation system): We are promoting to research and development of the service,
based on the heterogeneous data accumulated in MDB, which provides users with
transfer-guidance by coordinating multimodal information from various companies.
Demonstration and vehicle experiments on this service, which were conducted for
12 days in December FY2013, achieved good evaluation.

We proposed guidance for vehicle approaching information and ways of path-finding.

The "Consumer behavior's life-logging report service" : we conducted research and
development of two services: "Transport Data Cooperated Contents Distribution",
which distributes the suitable information for suitable time to a traveler by utilizing
the data which a railroad company, a bus company, etc. by utilizing vehicle information
recorded in MDB. We carried out experiments for about two months primarily in the Nagoya
area with normal citizens as targets, and confirmed its effectiveness; "Reports for
business operators":We conducted hearing with business operators and confirmed
its feasibility.

The "Drivers Karte service": We investigated an in-vehicle system in buses to collect
and distribute vehicle information, and a structure that receives information from buses
and accumulates the information into a center server.

With the Nishitetsu Group support, we equipped buses with the in-vehicle system and
verified the operation. We conducted development of applications that combine sensor and
video information etc. Also, we confirmed to detect dangerous behaviors by utilizing the
data from the buses and detect dangerous behavior by utilizing the obtained data .

The New Services: We investigated MDB's concept, construction models, market guidelines,
system requirements, and completed the MDB concept documents.
ダウンロード成果報告書データベース(ユーザ登録必須)から、ダウンロードしてください。

▲トップに戻る