成果報告書詳細
管理番号20150000000381
タイトル*平成26年度中間調査報告書 国際エネルギー消費効率化等技術・システム実証事業 実証要件適合性等調査 ミヤンマー国Off Grid地域を対象とする分散型電源への地熱資源の活用システムに関する調査
公開日2015/6/23
報告書年度2014 - 2014
委託先名株式会社ニュージェック 関西電力株式会社
プロジェクト番号P93050
部署名新エネルギー部
和文要約国際エネルギー消費効率化等技術・システム実証事業
実証要件適合性等調査
「ミヤンマー国Off Grid地域を対象とする分散型電源への地熱資源の活用システムに関する調査」
平成26年度分中間調査報告書(要約書)

平成27年3月31日
法人名:株式会社ニュージェック
関西電力株式会社
1. 調査目的
 本調査は、ミヤンマー国(以降「ミ国」と称す)に対してバイナリー地熱発電の実証サイトを確定する為の各種情報収集・評価を含み、Off Grid地域を対象とする地熱発電の普及可能性を検討するための基礎的な調査の実施を目的とする。
 調査の対象エリアは、ミ国南東部のタニンダリ管区、カイン州及びシャン州南部である。また、本調査を実施する段階でのミ国側のカウンターパートは、電力省(MOEP)、電力公社(MEPE)および地方政府を想定している。

2. ヒアリング調査結果
(1) Tanintharyi Region
 Kawtaung中心街から数km離れた石炭火力がメインの電力供給源である。直接11KV配電網により8mileの地域に供給している。需要過多のため、現在は平均3.8MW程度の供給となっている。0.3%程度の硫黄を含む石炭をインドネシアから輸入している。売電価格は当初37-/Kwhであったが、地元の反対により現在35-/Kwhとなっている。
(2) Kyain State
 Mawlamyineのガス火力が主な電力供給源。グリットを延長しHpa-an工業団地にも供給している。しなしながら、周辺の遠隔地は完全なOff Gridとなっている。ガス火力によるグリット単価については不明であるが、Off Grid でのディーゼル発電単価は50-/Kwh 1日5時間の供給に留まっている。
(3) Shan State
 電力供給と需要についての情報は不明である。まずは、良好な地熱資源サイトを探すことに専念する。

3. 現地調査結果
(1) Tanintharyi Region
1) Maliwun温泉
・主温泉はT=66℃/Ph=6.6/Eh=416μS/m(24.0Ω・m)で周辺にも湧出している模様。
(2) Kyain State
1) Tilon温泉
・主温泉はT=49.2℃/Ph=6.8/Eh=526μS/m(19.0Ω・m)で、20t/h程度の湧出量。
2) Kya-In温泉
・主温泉はT=58.1℃/Ph=6.66/Eh=401μS/m (24.9Ω・m)で、20t/h程度の湧出量。
・90m程度離れた2箇所から湧出している。合計40t/h程度の湧出量である。
3) Ngatai温泉
・主温泉はT=53.7℃/Ph=6.25/Eh=1920μS/m (5.2Ω・m)で、20t/h程度の湧出量。
(3) Shan State
1) Four Mountains Resort温泉
・9本の浅いボーリングを掘り、7本で温泉が噴出した。湧出した7本のボーリングは90mの深さでほぼ約200m間で直線上(N30E)に位置する。合計40t/hの湧出がある。
・主な温泉はT=71℃/Ph=6.17/Eh=1570μS/m (6.3Ω・m)である。
2) Khaung Daing Natural 温泉
・山地の麓にあり、2か所から合計11t/hの湧出量がある。
・主な温泉はT=70℃/Ph=6.3/Eh=1400μS/m (7.1Ω・m)で、硫黄臭がある。
3) Yae New Village 温泉
・Four Mountains Resort温泉からN30E方向に約500m離れた地点である。上記温泉と同じ地熱貯留層と考えられる。約20mのボーリングにより現在の温泉噴出となった模様。
・主な温泉はT=50.8℃/Ph=6.35/Eh=1313μS/m (5.2Ω・m)である。
英文要約
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