成果報告書詳細
管理番号20160000000333
タイトル*平成27年度中間年報 次世代自動車の分野におけるスマートコミュニティインフラと標準化のあり方に係る検討
公開日2016/5/28
報告書年度2015 - 2015
委託先名株式会社三菱総合研究所
プロジェクト番号P93050
部署名スマートコミュニティ部
和文要約(1)電動車の普及シーンの想定
本年度は経済産業省で検討中の政策目標と歩調を合わせ、電動車の今後の定量的な普及台数や電動車を取り巻く外部環境の今後の変化等を踏まえて、電動車の将来の普及シーンを日本国内の自動車会社や電気事業者といった関係者と議論した。
(2)電動車の利便性を向上させるための電動車のあり方の検討
電動車の利便性に関する課題として、充電作業の煩雑さ、充電器設置の制約、一充電走行距離の短さ等が考えられる。本年度は集合住宅への充電器の設置について、その課題解決に向けたインセンティブ等について、関係者と議論を行った。
(3)電動車の経済的な価値を高める電動車のあり方の検討
1)電動車の経済性に関する課題の検討
再生可能エネルギーの大量導入に伴う系統対策が必要な観点から、電動車の機能活用のメリットと課題を整理した。その結果、コスト最小化、再生可能エネルギーの最大限の導入、系統安定化等、様々な目的のための最適な対策の組み合わせが必要である点を明らかにした。さらに、自動車ユーザーへの経済的なインセンティブを設定するためにステークホルダーとの連携の必要性を指摘した。
2)電動車の付加価値を向上させるような方策についての検討
電動車の将来の普及時に、経済的な付加価値を創出するためのスマートな充放電等を用いた電動車の新たな利用のあり方、ならびにそれを実現するために必要となる協調領域の有無について自動車会社や電力会社の関係者を交えて検討した。特に電動車が系統連系した際のリファレンスアーキテクチャのドラフトを作成し、自動車会社や電気事業者と意見交換して内容の充実を図った。
(4)今後の進め方についての整理
1)現状の課題を踏まえた今度の進め方についての検討
電力業界と自動車業界と事務局を介した意見交換を実施し、将来の電動車の普及シーンをベースとして、その課題解決に向けたステークホルダー間での協調領域の必要性と今後の検討の進め方を議論した。
2)新たな場での議論の進め方についての検討
持続的な電動車の普及およびその課題解決に向けた方策、その中での標準の役割を議論できるような場の設置が必要となり、それに向けた準備を行った。
なお、H28年度は上述した自動車会社、電気事業者、スマートグリッド関連事業者など幅広い参加者での検討の場を開催し、議論開始する予定である。
英文要約Title: Study on the standardization opportunity in the area between smart community infrastructure and next generation vehicle.

The study is intended to grasp a big picture of standardization opportunity of next generation vehicles, particularly on electric vehicles, between smart community infrastructures.

The study is planned to conduct in two fiscal years. This is the summary for the interim report for the end of the first fiscal year.

In the first fiscal year, we conducted the discussion related to 1) The use cases to improve the benefit of electric vehicle, and 2) The way to improve the economics of electric vehicles, and 3) How we should proceed with the international standardization of next generation vehicles in Japan.

About the use cases, we surveyed the existing use cases of electric vehicles in connection with smart grid and using this as a base material, we discuss with stakeholders such as OEMs and utilities what they are considering.

Next, we discuss the way to improve the economics of electric vehicle especially with using electric vehicle’s function as energy storage to compensate the fluctuation of renewable generations.

Lastly, based on the outcomes of the study, we discussed the points in considering how we should proceed with the international standardization of next generation vehicles in Japan.
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