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■写真一覧
■開催報告(3月7日プレスリリース)
■開会挨拶(大会趣旨)
■大会総括(サマリー) PDF(237KB)
■田中耕一氏特別講演 (動画:講演資料)
■”トップvs若手”座談会 (ストゥーマー教授の”3L”)
■ナノテクロードマップ PDF(122KB)
■展示会ハイライト (ナノテクプロジェクト成果)
■展示会来場者アンケート結果PDF(51KB)
■講演資料集
■イベント旧ホームページ
■関連サイト |
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牧野理事長開会ご挨拶
皆さま、おはようございます。本日はnano tech 2003 + Futureに大勢の方にご参加頂きまして、まことにありがとうございます。ナノテクに関するこれだけ
大規模で包括的な国際会議は、おそらく世界で始めてであろうと聞いております。皆さま方始め、特に海外24ヶ国・地域の代表の方々、そして、外国からのスピーカーも
100名を越えているとのことで、主催者として大変ありがたく、厚く御礼申し上げます。
現在、世界経済、特に日本がそうなのですが、非常に停滞し大きな曲がり角に差しかかっております。こういった状況の中で、どうやって経済発展を保ち、国民生活、人々
の生活を安定させてゆくか、こういったことについて、色々な対策の手が打たれているわけであります。日本におきましても、不良債権の処理ですとか、いわゆる構造改革
が強く言われているわけですけれども、その中で、一番大事だと思われますのは、やはりこれからの経済を引き上げて、国民を、あるいは企業を元気にさせてゆくという、
前向きの改革であります。
なかんずく、その前向きの改革をやってゆく場合に一番大事なことは技術開発でございます。世界の歴史を見ましても、我々のこの21世紀に至る2000年の歴史の中で、
節々に大きな技術の開発が行われ、それが停滞した状況を打破し、新たな発展の芽となったことは、記録に明らかなわけであります。現在もまた、そういう時期、ひとつの大
きな節目の時期を迎えていると思います。そこで、技術開発に対して大きな期待が寄せられているわけでございまして、ご承知のように、政府の中核的な技術開発の機関であ
ります、総合科学技術会議におきましても、これが大きくうたわれ、これからの技術開発の焦点を絞って、集中的に、政府も民間も学会も、あるいは国民全体がそれに取り組
んでゆくという方針が打ち出されているわけでございます。
ところで、私共NEDOでありますけれども、創立以来二十数年になりますけれども、現在、いわゆる太陽光発電といったような新エネルギー、省エネルギー、それから情報、
バイオ、そして航空機産業その他、あらゆる産業技術を扱っておりまして、今や我が国の産業技術開発機関の中で、最大のものとなっております。その中で、将来の大きな技術
開発の芽として、このナノテクノロジーに対して、大きな期待が寄せられておりますが、このナノテクノロジーも、これからの私共の研究開発の大きな柱のひとつとして、位置
付けられております。このナノテクノロジー、最近非常に様々なところで色々言われておりますが、これから非常に大事なのは、一般的な話としてのナノテクが重要だというよ
うなことから、具体的にそれではこのナノテクノロジーをどう産業に結びつけ、国民生活の向上に結びつけてゆくか、ということです。そういった問題について、各国、各企業、
あるいは各機関が協同してやってゆくのか、また、どういう分野については競争的にやってゆくのかといった具体的な問題に、これから取り組んでゆくべき時期に来ていると思
います。このような時期におきまして、このイベントといいますか、この国際会議がひらかれるということは、非常に有意義であると思っております。今回のこのイベントの目的は、
大きく分けて三つあります。
一つは、各関係の方々、各国の色々な方々が一堂に会して、現状及びその認識について、大いに意見の交換を行い、ここに共通認識を高めてゆくということがあります。
二つめは、具体的にそれぞれの機関が今考えているシーズやニーズというものを結びつけて、ひとつのネットワークを作ってゆくということであります。それにつきましては、
この会議における色々な講演と平行して、様々な展示が行われております。海外32の機関を含め、多くの機関の参加を得ております。是非そこで意見の交流を深めるとともに、
ニーズとシーズを結びつけ、具体的にどのように、ものごとを発展させてゆくかということを、ビジュアルなかたちで、ひとつ掴んで頂きたい。これが二つめの狙いであります。
三つめに考えていることは、こういった展示、あるいは講演を通じて、広く一般の国民の方々に、ナノテクノロジーを使った将来社会、あるいは新しい企業活動のあり方について、
具体的なイメージを発信するような、そういうきっかけにしたい。このようなことを考えております。
現在、私共が一番念頭においておりますのは、科学技術というものを、是非、産業の競争力、あるいは企業の今後の一層の発展、そういった具体的なものに、出口の見えたものにしてゆきたいということであります。
勿論、科学技術というものは、それだけに止まるものではありません。しかし、私共NEDOの最大の使命として、是非とも科学技術というものを、産業競争力の強化、そして具体的な国民生活の発展というものに結びつけてゆきたい、
こういうことを強く念じております。これは、ナノテクに限らず、私共が行っております情報の分野とか、バイオの分野とか、そういったもの全てに該当する問題意識であります。そのような中で、是非私共としては、
科学技術というものを、選択と集中、すなわち、産業と結びつくものを選択し、選択したものについては、集中してあらゆる機関の能力を結集したいと思っております。この会議がナノの分野を通じて、そういった今後の科学技術と産業の結びつき、
その発展に少しでもつながるきっかけになればと思っております。
最後になりますけれども、この会議、展示会を催すに当たりまして、政府、特に経済産業省の非常に強いご後援を得ております。また、さらにその他色々な機関からも、様々な面でのご援助を頂いております。ここに改めて御礼申し上げます。
短い期間でありますけれども、少しでも皆さま方にとって実りある会議となることを、心からお祈り致しまして、主催者を代表してのご挨拶と致します。 |

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