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北海道支部

こんなところに行って来ました【NEDO事業等を訪ねて】
 
札幌商工会議所「真夏の遊雪館」編
 
 今回は、平成17年7月21日、札幌市大通公園西2丁目にて開催された「真夏の遊雪館」オープニングセレモニーにおじゃましてきました。

 降雪量の多い地域ではなにかと厄介もの扱いにされがちな雪ですが、最近では農作物の貯蔵庫や室内の冷房に利用されるなど、新エネルギーとしての雪氷エネルギーの利用範囲も広まり、関心が高まってきています。
 
オープニングセレモニーでのテープカットの様子(遊雪館入口前)
オープニングセレモニーでのテープカットの様子(遊雪館入口前)
 
 そこで夏に雪に触れる機会を提供し、市民だけではなく国内外からの観光客など多くの人々に雪氷エネルギーの有効性を実感してもらい、また”雪国札幌”の新たな印象づけにもなるとして、札幌商工会議所が中心となり「真夏の遊雪館」を製作しました。
 7月21日〜31日まで無料で開放された今年の「真夏の遊雪館」は、昨年の「雪のピラミッド」の製作経験を生かし様々な改良が加えられ、昨年を大きく上回る38,000名ものたくさんの来館者で賑わいました。
 
「夏に雪?こんな街中になにができたの?」と、大通を行き交う人々も興味津々の様子

「夏に雪?こんな街中になにができたの?」と、大通を行き交う人々も興味津々の様子

「夏に雪?こんな街中になにができたの?」と、大通を行き交う人々も興味津々の様子
 
 年間の1/3程度を共にし見慣れているはずの雪ですが、入口に立つとなぜか妙にわくわくし始めました。扉が開き、中に足を一歩踏み入れると、一面真っ白な「雪の洞窟」が現れ、あちらこちらで歓声があがります。景色や気温は一変し、エアコン冷房とは異なる適度な湿度を含んだなんとも心地よい冷気が肌を包みます。さらに先に進むと通路には氷像が飾られ、青くライトアップされた幻想的な空間を楽しむことができました。
 
雪の洞窟 雪の洞窟
 
 「雪の洞窟」は、幅2.5m、高さ3mのログパネルハウスをつなぎ合わせた全長15mのL字型の構造になっており、内部の壁と天井に約500m3の雪を吹き付ける方法で演出されています。さらに、洞窟内の温度を一定に保つために-10℃の不凍液を循環させる工夫がなされています。
 
洞窟の終点
洞窟の終点では、雪だるまのHIRO君(左)ととうもろこしを
手にしたAKKIちゃん(右)がニッコリ出迎えてくれます
 
 「雪の洞窟」を通り抜けると10m四方、高さ3mのテント型の「雪冷房館」へと続き、館内は雪冷房により常に24℃前後に設定されています。また、雪の背景をバックに記念撮影ができるバーチャル写真館が設けられ、一味違う真夏の涼を味わうことができます。
 
テント内に設置された2台の雪冷房装置
提供:東亜建設工業(株)北海道支店
提供:東亜建設工業(株)北海道支店
提供:池田煖房工業(株)
提供:池田煖房工業(株)
 
中を覗くと雪がびっちり詰め込まれていますこの日は吹き出し口が12.7℃、室温は23.4℃でした
中を覗くと雪がびっちり詰め込まれています
この日は吹き出し口が12.7℃、室温は23.4℃でした

 
 今回の 「真夏の遊雪館」で利用された約500m3の雪は、札幌市中心部から車で1時間ほどの札幌国際スキー場で、断熱効果のあるバーク材(木の皮のチップ材)で被われ保存されていました。
  

 日常生活では寒さや除雪の手間などマイナスイメージの強い雪ですが、空気中の塵や埃を吸収してくれるため冬の空気はとても澄んできれいです。また、雪の消臭効果も注目されています。

 
 NEDO技術開発機構では、今後も「真夏の遊雪館」のような市民が参加し体感できる貴重な機会をより多く提供できるよう、新エネルギーへの取り組みを紹介していきたいと思います。
 
(取材日:平成17年7月21日)
 
<対象となったNEDO事業>
新エネルギー・省エネルギー非営利活動促進事業

注)事業名については採択当時のものです。現在事業名及び事業内容が変更になっている可能性があります。最新のNEDO事業についてはホームページ(http://www.nedo.go.jp)からお確かめ下さい。

 
≪北海道支部に関するお問合せ≫

独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構 北海道支部
〒060-0003 札幌市中央区北3条西3-1-47 NORTH33ビル 8階
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