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Press Release

タイ国工業省と最適化省エネ計画の策定にかかる共同声明

2012年3月8日
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
理事長 古川一夫

 NEDOとタイ国工業省(Ministry of Industry:MOI)は、3月8日、タイ東部のマプタプット工業団地において、複数工場におけるエネルギー利用と製品製造工程の相関を解析して、エネルギー利用の最適化を進める工業団地全体の省エネルギー計画を策定することに合意し、共同声明を発表しました。この共同声明は、古川理事長とポンサワット大臣との間で行われました。
 具体的には、今後、同工業団地内の対象企業ごとの電力量や熱量などのエネルギー利用・消費データやエネルギー供給設備を調査し、全体としての最適なエネルギー利用の方策を導き出すものです。
 NEDOは、MOIとの協力を通じて、タイ国内の工業団地の省エネルギー実現に貢献していきます。

1.共同声明内容

 本共同声明では、タイ東部のマプタプット工業団地を実施サイトとし、日本で実用化している複数工場間の製品製造工程におけるエネルギー利用の最適化を進める技術により、省エネルギー実施計画案を策定すること、工業省はこの手法を他の工業団地に普及させるよう取り組むことについて言及されています。

2.事業概要

 エネルギー需要の増大が続くタイの工業団地での省エネルギーを推進するため、省エネポテンシャルの高い石油化学系工場が集中するマプタプット工業団地において最適化省エネルギー計画を策定するものです。
 NEDOは、公募手続きを経て千代田化工建設株式会社に委託することを決定しています。千代田化工建設株式会社は、タイ工業省の下でタイ国内の工業団地の管理を行っているタイ工業団地公社(IEAT)と協力して、調査対象工場から電力量や熱量等のエネルギー利用データや、エネルギー供給設備のデータを収集します。そのデータを基に、複数工場におけるエネルギー利用と製品製造工程の相関を解析し、単一工場での枠を超えた大幅な省エネルギー方策を立案します。これに従い、タイ工業省は、マプタプット工業団地の省エネルギー計画策定後1年以内に、当該工業団地における入居企業が本計画に基づき省エネ改修工事を実施し、この省エネルギー効果を確認した後、国内の他の工業団地に普及展開することにより、更なるエネルギー利用の効率化に貢献することを目指します。
 さらにこの事業により、工場間でのエネルギーの有効利用対策が進んでいない新興国にも日本企業の持つ優れた省エネルギー技術が普及し、また、当該地域に高い省エネルギー効果をもたらすことが期待されます。

3.お問い合わせ先

(本プレスリリースの内容についての問い合わせ先)
 NEDO 国際部 担当:山下、今田  TEL: 044-520-5190

(その他NEDO事業についての一般的な問い合わせ先)
 NEDO 広報室 担当:田窪、遠藤  TEL: 044-520-5151

資料

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