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Press Release

マラガ市とスマートコミュニティ実証事業協力協定書を締結

2012年5月25日
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
理事長 古川一夫

 NEDOとスペイン・マラガ市は、同市で実施するスマートコミュニティ実証事業を推進することで合意し、協力協定書(MOU)を締結しました。この事業は同市の全面協力のもと、2011年度から2015年度までの間、EV(Electric Vehicle)の大量導入・普及時を想定した技術を導入、実証します。
 事業の実施は、NEDO とスペイン政府・産業技術開発センター(CDTI)の、ジャパン・スペイン・イノベーションプログラム(JSIP)に基づき、日本側事業委託先である三菱重工業株式会社、三菱商事株式会社、株式会社日立製作所と、スペイン側のEndesa S.A.※1, Telefónica Investigacion y Desarrollo, S.A. Unipersonal※2, Sadiel Technologias de la Informacion, S.A.※3が共同で行います。
 なお、同市内で5月25日に行われた署名式には、NEDO古川理事長、デ・ラ・トーレ市長が出席し、調印しました。

1.事業概要

 マラガ市はアンダルシア州に位置しており、人口約56万人のスペイン第6位の都市で、スペインの中でも先進的なスマートシティとして認知されています。また地中海に面したコスタ・デル・ソルと呼ばれるエリアの中心地でピカソが生まれた土地としても有名です。
 本実証の目的は、ICT(情報通信技術)を駆使しEVユーザの行動変革を促す事によって、EVの大量充電による電力系統への負荷を低減する技術を実証するもので、この実証を通じ、今後の持続的なスマートコミュニティの発展に寄与する事業を展開していく事を最終目標としています。
 具体的には、EV管理システムおよび急速充電設備などのEVインフラと、電力マネジメントや情報連携を行うプラットフォームを構築し、幅広いジャンルから実証参加者(EVユーザ、約200台分)を募ります。急速充電器はマラガ市内および郊外約9箇所に23台を分散配置し、各充電ステーションの満空情報や車載器のプローブ情報等をもとにした最適なナビゲーションサービスをEVユーザーに提供し、利便性の向上を図ります。また、ユーザーの誘導を最適化することで、急速充電器使用に伴う高負荷※4となる電力系統への悪影響を低減させ、将来的な系統増強への投資を抑制することでEVおよびEVインフラ普及の促進を目指します。
 なお、NEDOとCDTIは、5月23日に共同声明を発出し、本プロジェクトの支援を相互で確認しました。また、本実証への参加を促進するイベントを関係機関と共に、マラガ市にて開催致しました。

  • ※1)スペインの大手電力会社。
  • ※2)スペイン最大手通信会社。
  • ※3)スペインのITコンサルティング会社。
  • ※4)導入を予定している急速充電器はCHAdeMO協議会が推奨する、最大50kw程度となるもの。

  • マラガ市実証イメージ図
    マラガ市実証イメージ図

○ お問い合わせ先

(本プレスリリースの内容についての問い合わせ先)
 NEDO スマートコミュニティ部 担当:前出、八幡、高橋  TEL:044-520-5274
 NEDO 国際部 担当:植田、新井、山埜  TEL:044-520-5190
(その他NEDO事業についての一般的な問い合わせ先)
 NEDO 広報室 担当:遠藤  TEL:044-520-5151