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Press Release

スペインでスマートコミュニティ実証事業

―実証試験スタート、マラガ市内で運開式を開催―
2013年4月26日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
理事長 古川一夫

NEDOは4月25日、スペイン南部のマラガ市(アンダルシア州)においてスマートコミュニティ実証事業の実証試験を開始しました。200台の日本製電気自動車(EV)と、日本が国際的な標準規格を目指すEVの急速充電規格「CHAdeMO(チャデモ)方式」の急速充電器を含む充電インフラを用いて、EVの大量導入・普及時を想定した先進的なスマートコミュニティ技術を実証します。
 これに併せて同日、マラガ市内でスペイン王室のフェリペ皇太子殿下をお招きして運転開始式を開催しました。
 この実証事業は、NEDOとスペインの政府系機関である産業技術開発センター(CDTI)の「ジャパン・スペイン・イノベーションプログラム(JSIP)」に基づくもので、マラガ市で推進されているスマートシティ・マラガプロジェクトと連携して実施。日本から三菱重工業株式会社、三菱商事株式会社、株式会社日立製作所が、スペイン側は大手電力会社のエンデサ※1、通信最大手のテレフォニカ※2、コンサルティング会社のアイエサ※3が参加しています。

  • 1) Endesa S.A.
  • 2)Telefónica Investigacion y Desarrollo, S.A. Unipersonal
  • 3)Ayesa Ingeniería y Arquitectura, S. A.

  • 写真:EVと急速充電器
    EVと急速充電器
  • 写真:EV管理センター
    EV管理センター

1.事業概要

マラガ市におけるスマートコミュニティ実証事業は、ICT(情報通信技術)を駆使してEVユーザーの行動変革を促すことで、EVの大量充電による電力系統への負荷を低減する技術を実証するもので、持続的なスマートコミュニティの発展に寄与する事業を展開していくことを最終目標としています。
 具体的には、EV管理システムや急速充電設備などのEVインフラと、電力マネジメントや情報連携を行うプラットフォームを構築、幅広いジャンルから募った個人・法人の実証参加者による実証試験を進めていきます。
 この実証事業で日本側は、EV管理システムやEVインフラ、情報基盤を整備し、スペイン側企業コンソーシアムと連携してEV活用サービス、電力マネジメントシステムの実証を展開。実証試験に用いるEVは三菱自動車の「i-MiEV」160台でスタートし、将来的に日産自動車の「リーフ」約40台を加え、200台規模で行います。
 急速充電器(出力50kw)はマラガ市内外の計9カ所(三菱重工製5カ所、日立製4カ所)に23口配置。「CHAdeMO(チャデモ)方式」は、日本がIEC(国際電気標準委員会)に提案している国際規格の一つであり、実用化されているものはこの方式しかないため、欧州地域におけるCHAdeMO充電器の設置は政策的に非常に重要です。
 NEDOは、この実証事業を、再生可能エネルギーやスマートメーターの導入が進む環境先進都市であるマラガ市で実施することで、より有効な成果が得られるものと期待しております。
 本事業にかかる総事業費(日本側)は約60億円(うちNEDO負担分約50億円)。実証試験は2015年度まで行う予定です。

2.運転開始式

スマートコミュニティ実証事業の運転開始式は4月25日午後(日本時間同日夜)、フェリペ皇太子殿下をお招きし、マラガ市役所内の広場で開催しました。
 日本側は、NEDO古川理事長のほか、三菱重工業、三菱商事、日立製作所の取締役クラスが参加。佐藤在スペイン日本国特命全権大使が来賓として出席しました。

3.お問い合わせ先

(本プレスリリースの内容についての問い合わせ先)
 NEDO スマートコミュニティ部 担当:鷲原  TEL 044-520-5274

(その他NEDO事業についての一般的な問い合わせ先)
 NEDO 広報室 担当:木内  TEL:044-520-5151  E-mail:nedo_press@ml.nedo.go.jp