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Press Release

レアアース等の有効利用、協力体制継続へ

―日米欧三極で合意―
2013年7月9日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
経済産業省

NEDOと経済産業省は、欧州委員会、米国エネルギー省とともに、レアアース等の有効利用に関して今後も三極間で協力体制を継続していくことで合意しました。また、三極協力の一環としてNEDOと米国のエイムズ研究所(*)との間で今後、情報交換協定を締結、協力関係を構築していくこととなりました。

今回の合意は、NEDOと経済産業省、欧州委員会、米国エネルギー省が共同で5月29、30日の両日に開催した「第3回 レアアースに関する日米欧三極によるワークショップ」での議論の結果を基に形成されたもので、ワークショップでは各国の政策当局の取り組みや、NEDOが行っているレアアースの代替・使用量低減やリサイクルのプロジェクトなどレアアースの有効利用策について協議を行いました。

(*)エイムズ研究所(The Ames Laboratory):アイオワ州にある、米国エネルギー省傘下の国立研究所。レアアースを中心として材料関連の米国随一の研究所であり、レアアース等の選鉱・製造・代替・有効利用・リサイクル等に関する革新的な技術開発を行う研究拠点の代表機関として指定されている。

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    レアアースに関する日米欧三極によるワークショップの模様
    (左)会議冒頭で挨拶する塩尻EU代表部大使、(右)会議の総括をする和泉NEDO電子・材料・ナノテクノロジー部前部長。

1.背景

レアアースはハイブリッド自動車用のモーターや風力発電機用の高性能磁石、最先端の情報端末等に用いられている希少金属であり、そのリサイクル、代替・使用量低減等の有効利用技術の開発が不可欠です。

日米欧三極ワークショップは、レアアース等の原材料問題に対する三極共通の意識の高まりを受けて、研究開発分野における協力の一環として始まった会合です。経済産業省とNEDOは、欧州委員会、米国エネルギー省とともに共同の事務局として、第1回ワークショップを2011年10月にワシントンDCで、第2回ワークショップを2012年3月に東京で開催いたしました。

2.結果概要(詳細については別添参照)

今回、ブリュッセルで開催した第3回ワークショップでは、世界のレアアース市場で大きな需要を有する日本、米国、欧州の政策当局者および専門家ら約200名が一堂に会して、世界的なレアアース需給を取り巻く問題について共通理解を深めました。ワークショップでは、レアアース代替技術やリサイクル技術等の有効利用を目指した取組や、協力体制の構築について議論を行い、今後、より具体的な協力関係を推進する事が重要であることが確認されました。

【参考:ワークショップ開催概要】

日時:2013年5月29日(水)、30日(木)
場所:アカデミーパレス(ベルギー ブリュッセル市内)
共同事務局:欧州委員会、経済産業省、NEDO、米国エネルギー省
出席者(肩書きは開催時点):
  • 日本 欧州連合日本政府代表部 塩尻 大使
    経済産業省 井上 希有金属室長
    NEDO和泉 電子・材料・ナノテクノロジー部長
    NEDO相樂 環境部長
    文部科学省 他
  • 欧州 欧州委員会 ストロマイアー 参事官
    欧州委員会 スミス 研究・イノベーション総局長
    欧州委員会 コジグ 企業産業総局長
  • 米国 欧州連合米国代表部 ケナード 大使
    エネルギー省 マコーミック 上級顧問
    エイムズ研究所 キング 所長 他
  • 日米欧のレアアース分野の専門家等。

3.お問い合わせ先

(本プレスリリースの内容についての問い合わせ先)

 NEDO 電子・材料・ナノテクノロジー部
 担当: 山崎、木村  TEL:044-520-5210

 経済産業省 製造産業局 希有金属室
 担当: 中澤、上山  TEL:03-3501-1794


(その他NEDO事業についての一般的な問い合わせ先)

 NEDO 広報部
 担当: 木内、遠藤  TEL:044-520-5151  E-mail:nedo_press@ml.nedo.go.jp

別添

Conclusions of the Third EU-US-JP Conference on Critical Materials