本文へジャンプ

Press Release

米国加州でEVの行動範囲拡大実証に向けた事前調査を開始

―EVの普及・利用拡大モデルの確立目指す―
2014年12月24日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
理事長 古川一夫

NEDOは、米国カリフォルニア州の北部都市圏で、スマートコミュニティの重要な構成要素である電気自動車(EV)の行動範囲拡大を目的とした実証事業の事前調査を開始します。
 この実証事業を通じて、都市間に設置する急速充電器や誘導サービスシステム等が持つEVの行動範囲拡大への有効性を示し、EV普及・利用拡大モデルの確立を目指します。

  • 本事業のイメージ図
    本事業のイメージ図

1.概要

米国は早くからEV(電気自動車)に注目し様々な取り組みを実施しており、特にカリフォルニア州においては、2025年までに150万台のZEV(Zero Emission Vehicle)普及を目標に掲げ、州内で一定台数以上自動車を販売するメーカーに対して一定比率のEVやプラグインハイブリッド車等の販売を義務付けること(ZEV規制)や、EV購入者は優先レーン(HOV [High Occupancy Vehicle] レーン)の通行許可が得られるといった優遇措置を充実させ、現在全米において自家用EVの販売台数が最も多い州となっています。
 しかしながら、EVの普及が進むカリフォルニア州においては、EVの利用は主に通勤や買い物など近距離移動に限られているのが現状であり、EVのさらなる普及に対する課題となっています。
 この度、NEDOは、米国カリフォルニア州の北部都市圏で、EVの行動範囲拡大を目的とした実証事業に向けた事前調査を開始します。
 本事業では、カリフォルニア州政府と協力し、充電インフラの導入が十分でない都市間を繋ぐ幹線道路沿いに急速充電器を設置し、併せて誘導サービスシステム等を構築・提供することでEVの行動範囲拡大に取り組みます。これら取り組みによる電気自動車ユーザーの行動変化を分析することにより、都市間に設置する急速充電器や誘導サービスシステム等が持つEVの行動範囲拡大への有効性の実証、EV普及・利用拡大モデルの確立を目指します。
 また、本実証成果が他の地域へ適用され、世界各地のEV行動範囲が広がることで、EV市場のさらなる拡大が期待されます。

2.委託予定先

  • 日産自動車株式会社
  • Nissan North America, Inc.
  • 兼松株式会社

3.問い合わせ先

(本ニュースリリースの内容についての問い合わせ先)
NEDO スマートコミュニティ部 担当:澤(芳)、荻原、高田 TEL:044-520-5274
NEDO 国際部 担当:渡辺、薄井 TEL:044-520-5190

(その他NEDO事業についての一般的な問い合わせ先)
NEDO 広報部 担当:上坂、佐藤、坂本 TEL:044-520-5151 E-mail:nedo_press@ml.nedo.go.jp