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Press Release

ポーランドでスマートグリッド実証事業の事前調査を開始

―系統安定化制御技術と蓄電池技術で再生可能エネルギー導入拡大―
2015年2月23日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
理事長 古川一夫

NEDOは、風力発電の導入が拡大しているポーランド共和国北部において、日本独自の系統安定化制御技術(SPS)と蓄電地技術を活用し、送電線を増強させることなく風力発電をはじめとする再生可能エネルギーの導入拡大を促進しつつ、系統の安定化を同時に実現する、スマートグリッド実証事業の事前調査を開始します。

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1.概要

ポーランド共和国は、EU加盟国として、再生可能エネルギーを増加させていくという方針の下、現在、特に北部において風力発電が増加しています。2011年時点におけるポーランド共和国内で運転中の風力発電は約1.2GWあります。また、ポーランド共和国経済省が作成した「再生可能エネルギー分野における国内アクションプラン」(KPD)によると、ポーランド共和国の電力系統に連系される風力発電導入量の見込みは2025年に7.6GWとされ、今後も風力発電の導入が見込まれています。

このような状況のもと、ポーランドの送配電会社からは、電力インフラ投資を抑制しつつ、再生可能エネルギーの導入拡大と、系統安定化を実現する解決策として、日本独自の系統安定化制御技術と蓄電池技術に関心が高まっています。

NEDOとポーランド共和国経済省は、2014年5月に事前調査実施に係わるLOIを締結し、事業開始に向けた準備を進めて参りました。

このたび、NEDOは、風力発電の導入が拡大しているポーランド共和国北部において、日本独自の系統安定化制御技術(SPS)と蓄電地技術を活用し、送電線を増強させることなく風力発電をはじめとする再生可能エネルギーの導入拡大を促進しつつ、系統の安定化を同時に実現する、スマートグリッド実証事業の事前調査を開始します。本調査の委託予定先として、(株)日立製作所、日立化成(株)、(株)日本総合研究所、(株)三井住友銀行の4者を選定致しました。

ポーランド共和国同様に、風力発電を中心とした再生可能エネルギー導入拡大に伴う課題を有する国々は多いと考えられるため、日本の系統制御技術と蓄電池技術が欧州で実証される重要性は、世界的なスマートグリッドにおける日本技術のステータスを高める上で非常に重要と認識されます。

2.委託予定先

  • 株式会社日立製作所
  • 日立化成株式会社
  • 株式会社日本総合研究所
  • 株式会社三井住友銀行

【用語解説】

※  SPS:Special Protection Scheme

3.問い合わせ先

(本ニュースリリースの内容についての問い合わせ先)

NEDO スマートコミュニティ部 担当:西島、相澤 TEL:044-520-5274

NEDO 国際部 担当:伊坂、安永 TEL:044-520-5190

(その他NEDO事業についての一般的な問い合わせ先)

NEDO 広報部 担当:上坂、佐藤、坂本 TEL:044-520-5151 E-mail:nedo_press@ml.nedo.go.jp