本文へジャンプ

Press Release

NEDOが仲立ちした中小企業に、日本政策金融公庫が融資

―NEDOとの連携支援第1号―
2015年5月14日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
理事長 古川一夫

NEDOが研究開発を助成した(株)サイダ・FDSが、NEDOの仲立ちにより日本政策金融公庫(日本公庫)から融資を受けました。

NEDOは、中小・ベンチャー企業の革新的な技術開発を支援するにあたり、実用化開発に対する助成等のほか、技術や事業に関する専門家派遣による課題解決支援、展示会・ビジネスマッチング開催等による事業化支援、日本公庫をはじめとする金融機関との連携による資金獲得支援など、入り口から出口までの一貫支援に取り組んでおり、今回の融資実現はNEDOと日本公庫による連携支援の第1号となります。

1.概要

NEDOは、3~5年以内に実用化が見込まれる中小・ベンチャー企業の技術開発を助成。採択時に研究開発成果の有効性を評価する「技術評価」と実用化・事業化に対する有効性を評価する「事業化評価」の観点からピアレビューを行うとともに、事業終了後にも計画どおり進捗したかを評価する事後評価を実施しています。

NEDOは、採択時と終了時のいずれにおいても高評価を得ている助成事業実施者について、当該事業者のニーズを踏まえ、日本公庫をはじめとする金融機関等への仲立ち等の支援も行っており、NEDOが日本公庫に紹介した(株)サイダ・FDS(本社:静岡県焼津市、代表者:斎田久人社長)が同公庫から、所要の審査を経て、「新事業型資本性ローン」として、今年4月、運転資金5000万円の融資を受けることになりました。

同社は、2013年度にNEDOの「イノベーション実用化ベンチャー支援事業」において「高温高圧フロー型マイクロ波応用有機合成技術のプロセス生産展開」に取り組み、事前・事後のピアレビューにおいて高い評価を得ました。このためNEDOは、同社における継続研究に係る資金需要や同社からの日本公庫への仲立ち依頼等を踏まえ、日本公庫に紹介することにしたものです。

2.今後の予定

NEDOは、中小・ベンチャー企業によるイノベーションを支援するにあたり、実用化開発に対する助成等のほか、技術や事業に関する専門家派遣による課題解決支援、展示会・ビジネスマッチング開催等による事業化支援、日本公庫をはじめとする金融機関との連携による資金獲得支援など、入り口から出口までの一貫支援に取り組んでいます。今後も、関係機関との連携等により、(株)サイダ・FDSのような優れた技術をもつ研究開発型中小・ベンチャー企業の支援に積極的に取り組んで参ります。

【参考:(株)サイダ・FDSの技術紹介】

(株)サイダ・FDSが開発・製造・販売に取り組む「フロー型マイクロ波装置」は、マイクロ波の発振源に固体素子、また、照射野として共振空胴を用い、試料への高圧印加、流量制御等において世界に類の無い技術を有し、有機合成反応において飛躍的な反応時間の短縮、高い再現性・収率収量アップ等を実現しています。

今般のNEDO及び日本公庫が連携支援を実施した新事業は、医薬品メーカーにおける創薬研究のスピードアップや医薬品生産プロセスの高効率化とともに、設備投資額の大幅削減、新薬の研究開発費削減、医薬品製造コストダウン等を可能とし、今後の成長が期待される事業です。

3.問い合わせ先

(本ニュースリリースの内容についての問い合わせ先)

NEDO イノベーション推進部 担当:村越、綱島 TEL:044-520-5175

(その他NEDO事業についての一般的な問い合わせ先)

NEDO 広報部 担当:坂本、佐藤、高津佐 TEL:044-520-5151 E-mail:nedo_press@ml.nedo.go.jp