本文へジャンプ

Press Release

タイで資源循環の制度・技術の一体的導入を目指す実証2テーマに着手

―国内のノウハウを提供、有効性を検証へ―
2017年8月10日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
理事長 古川一夫

NEDOは、タイにおいてリサイクルなどの資源循環に関する制度・技術の一体的導入を目指す海外実証2テーマに着手します。

日本が有する環境負荷を低減させる政策ツールや技術・システムのノウハウを提供、その有効性を検証することで同地域における省資源・省エネルギー化を推進し、適正な資源循環の実現を目指します。

1.概要

アジアの新興国では、都市部の非効率な資源の利用、大気汚染や廃棄物の増加など、既に過大な環境負荷がかかっていますが、これらの問題に対する政策的な対応は後手に回りがちな状況です。これらの国々に適切な資源循環制度の構築を促していくためには、日本がこれまで取り組んできたリサイクル関連の法律・ガイドラインといった政策ツールや、有害廃棄物の適正処理といった技術・システムなど環境負荷を低減させてきたノウハウを提供し、相手国側と一体となってデモンストレーション効果を有する取組を実施し、その有効性を検証することが必要です。

そこで、NEDOは、「アジア省エネルギー型資源循環制度導入実証事業」において、アジア地域の新興国を対象にリサイクルなどの資源循環に関する制度と技術の一体的な導入を目指し、今回新たに実証事業2テーマを実施します。具体的には、タイにおける使用済自動車(ELV:End of Life Vehicle)や電気・電子機器廃棄物(WEEE:Waste Electrical and Electronic Equipment)に関して、政策対話や実現可能性調査などを踏まえ、日本の有する政策ツールや技術・システムのノウハウを提供することで資源循環制度の構築を支援します。本実証事業では、2017年度に実現可能性調査を実施し、2018~2020年度に予定している実証事業への移行の可否をステージゲート審査で決定する予定です。

これらの取組を通じて、同地域の省資源・省エネルギー化の推進、適正な資源循環の実現と、日本の技術・システムの海外展開を目指します。

2.採択テーマと委託予定先

採択テーマ 委託予定先
タイ王国で発生する使用済自動車の効率的かつ適正な資源循環システム構築 株式会社矢野経済研究所
タイ王国バンコクにおける電気・電子機器廃棄物の国際循環リサイクルシステム実証事業 株式会社アビヅ

3.問い合わせ先

(本ニュースリリースの内容についての問い合わせ先)

NEDO 環境部 担当:村松、半沢、山根、阿部(正) TEL:044-520-5251

(その他NEDO事業についての一般的な問い合わせ先)

NEDO 広報部 担当:髙津佐、坂本、藤本 TEL:044-520-5151 E-mail:nedo_press@ml.nedo.go.jp