本文へジャンプ

Press Release

世界の有識者が集う水素・燃料電池イベントの一般参加受付を開始

―国内外の最新動向や将来展望を発信―
2018年3月28日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
理事長 古川一夫

NEDOは、2018年5月11日に開催される第29回国際水素・燃料電池パートナーシップ(IPHE)運営委員会の開催に合わせて、IPHE事務局と協力し、水素・燃料電池の普及を目指したフォーラムおよびワークショップを開催します。本日、国内3カ所で開催予定のこれらのイベントについて、一般参加の申し込み受け付けを開始します。

一般参加者は、水素・燃料電池関連の国内外の動向や将来展望について、世界各国・地域の有識者による最新情報の報告を直接聴講することができます。

1.概要

2018年5月11日(金)に兵庫県神戸市で国際水素・燃料電池パートナーシップ(IPHE)※1第29回運営委員会が開催されます。この機会に合わせて、NEDOは、IPHE事務局との協力の下、水素・燃料電池の普及を目指した一般公開イベントであるIPHE横浜フォーラムを神奈川県横浜市で、IPHE郡山ワークショップを福島県郡山市で開催します。

本日、国内3カ所で開催予定のこれらのイベントについて、一般参加の申し込み受け付けを開始します。一般参加者は、水素・燃料電池関連の国内外の動向や将来展望について、世界各国・地域の有識者による最新情報の報告を直接聴講することができます。

IPHEは、水素・燃料電池に係る技術開発、基準・標準化、政策情報交換などを促進するための国際協力枠組みの構築を目指して結成されたものです。第29回IPHE運営委員会には、世界の主要各国から水素・燃料電池関連の政策関係者が出席する予定です。NEDOは、これらのイベントを通じて、国内外の水素・燃料電池関連分野における情報交流を深め、国内の水素・燃料電池分野のさらなる発展に貢献していきます。

2.開催内容

国内3カ所で開催予定のイベントについて、開催内容は以下の通りです。参加費は無料で、参加申し込みの受け付けは、定員になり次第締め切りとなります。

(1)第29回IPHE運営委員会
「一般公開セッション:世界における水素・燃料電池の最新動向」(兵庫県神戸市)

概要: 
IPHEに加盟している世界18カ国1地域における水素・燃料電池の最新動向を各国代表者から報告し、その様子を初めて一般に公開します。併せて、「水素基本戦略」に基づく日本の取り組みや、NEDO事業として世界で初めて水素発電により市街地に電力を供給するという先進的な取り組みが行われている神戸市の政策紹介とともに、民間レベルでの取り組みも紹介します。これらにより、それぞれの国や地域による水素・燃料電池の取り組みの意義を共有し、水素社会実現のための官民挙げた国際連携の強化をより一層加速させる機会にするとともに、水素・燃料電池の将来展望を、神戸から世界へ広く発信します。
開催日: 
5月11日(金)
開催場所: 
神戸ポートピアホテル(兵庫県神戸市中央区港島中町6丁目10-1)
定員: 
200名

詳細と申し込み受付WEBサイト:

(2)IPHE横浜フォーラム「水素社会の実現に向けて」(神奈川県横浜市)

概要: 
2017年12月26日に公開された「水素基本戦略」(再生可能エネルギー・水素等関係閣僚会議)では、2050年を視野に入れた水素社会実現に向けて将来目指すべき姿や目標として官民が共有すべき方向性・ビジョンが示されており、IEA(国際エネルギー機関)やIPHEなどの国際的な枠組みを活用し、日本の取り組みをモデルとして積極的に発信するとともに、連携や共同研究等を進めるとされています。この様な状況の下、今回は、中国、欧州委員会、ドイツ、アメリカ合衆国といった世界各国の有識者が水素・燃料電池政策を概説し、世界全体の取り組みおよび今後の課題を議論します。また、各国の取り組みに加えて、民間レベルでの取り組みも紹介し、官民挙げた水素社会実現のための取り組みを、横浜から日本へ、日本から世界に向けて発信する予定です。
開催日: 
5月8日(火)
開催場所: 
ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル
(神奈川県横浜市西区みなとみらい1丁目1-1)
定員: 
180名

詳細と申し込み受付WEBサイトはこちら(横浜市WEB)

(3)IPHE郡山ワークショップ「「CO2フリー水素のサプライチェーン構築に向けて」(福島県郡山市)

概要: 
大幅なCO2削減に向けた再生可能エネルギーの大量導入期においては、水素が余剰電力の調整力とエネルギー貯蔵との両面で期待されています。世界で大量導入されている再生可能エネルギーの状況について、海外有識者の講演を受けて、日本との違いを認識するとともに、海外とのコラボレーションの可能性を探ります。
開催日: 
5月9日(水)
開催場所: 
郡山ビューホテルアネックス(福島県郡山市中町10-10)
定員: 
100名

詳細と申し込み受付WEBサイト:

3.水素・燃料電池分野に関する各都市の取り組み

IPHE運営委員会とIPHEフォーラムの開催地となる各都市では、水素・燃料電池分野の先進的な取り組みが進められています。

福島県※2は、県内の国立研究開発法人産業技術総合研究所福島再生可能エネルギー研究所(郡山市)を中心に、CO2フリーな水素供給システムによる事業モデルの確立を目指して、水素を活用した再生可能エネルギー利用拡大の取り組みを進めています。

横浜市※3は、燃料電池自動車の購入補助や水素ステーションの設置補助などを実施し、市町村で最多となる6カ所の水素ステーションを有するほか、風力を活用した低炭素な水素サプライチェーンモデルの構築実証(環境省委託事業)に参画するなど、幅広い水素利活用の取り組みを展開しています。

神戸市※4は、「水素スマートシティ神戸構想」を掲げ、家庭用燃料電池(エネファーム)や燃料電池自動車(FCV)の普及促進など、身近なところでの水素の利活用に取り組むとともに、将来を見据えた大規模な水素利用に向け、NEDO助成事業である国際的な水素サプライチェーンの構築をめざす実証事業※5や、環境に優しいエネルギー(電気・熱)を市街地へ供給する水素発電実証事業の実証現場※6となっています。

【用語解説】

※1 国際水素・燃料電池パートナーシップ(International Partnership for Hydrogen and Fuel Cells in the Economy:IPHE)
水素・燃料電池に係る技術開発、基準・標準化、政策情報交換等を促進するための国際協力枠組みの構築を目指して、2003年に米国を中心に提唱され結成されました。運営委員会(Steering Committee:SC)には、米国エネルギー省やドイツ連邦交通建設都市開発省などの、各国で水素・燃料電池に関わる政策立案組織が参加し、2018年1月6日時点で18カ国1地域が参加しています。(オーストラリア、オーストリア、ブラジル、カナダ、中国、欧州委員会、フランス、ドイツ、アイスランド、インド、イタリア、日本、韓国、オランダ、ノルウェー、ロシア、南アフリカ共和国、英国、アメリカ合衆国)。
※2 福島県
担当課:福島県 商工労働部 産業創出課
※3 横浜市
担当課:横浜市 温暖化対策統括本部 企画調整部 調整課
※4 神戸市
担当課:神戸市 環境局 環境政策部 環境貢献都市課
※5 国際的な水素サプライチェーンの構築をめざす実証事業
水素社会構築技術開発事業/未利用褐炭由来水素大規模海上輸送サプライチェーン構築実証事業(2015年度~2020年度)
※6 環境に優しいエネルギー(電気・熱)を市街地へ供給する水素発電実証事業の実証現場
水素社会構築技術開発事業/水素CGS活用スマートコミュニティ技術開発事業(2015年度~2017年度)

4.問い合わせ先

(本ニュースリリースの内容についての問い合わせ先)

NEDO 新エネルギー部 担当:原、門脇、原田、小島 豊田 TEL:044-520-5261

(その他NEDO事業についての一般的な問い合わせ先)

NEDO 広報部 担当:藤本、髙津佐、坂本 TEL:044-520-5151 E-mail:nedo_press@ml.nedo.go.jp