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東京臨海部での自動運転に関する実証実験の参加者を追加

2020年2月20日
NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)

NEDOが管理法人を務める戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期「自動運転(システムとサービスの拡張)」について、東京臨海部実証実験の参加者として、先進モビリティ(株)を追加することとします。これにより実証実験参加者数は、29機関となりました。

1.概要

内閣府が実施する戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期「自動運転(システムとサービスの拡張)」では、交通事故の低減、交通渋滞の削減、交通制約者のモビリティの確保、物流・移動サービスのドライバー不足の改善・コスト低減などの社会的課題の解決への貢献を目指して、自動運転の実用化に向け産学官共同で取り組むべき共通課題(協調領域)の研究開発を推進しており、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が、その管理法人を務めています。

2019年10月15日より実施している東京臨海部実証実験において、今般、実証実験参加者である株式会社ジェイテクトにおける開発体制に先進モビリティ株式会社が加わったことから、先進モビリティ株式会社を実験参加者に追加することとします。これにより東京臨海部実証実験の参加者は、国内外の自動車メーカー、自動車部品メーカー、大学など計29機関となります(参加機関は 別紙(27KB) のとおり)。

過去の参加者決定については、下記のニュースリリースをご参照ください。

2.東京臨海部実証実験の概要

交通環境が複雑な一般道や交通量の多い高速道路では、車両に搭載されたセンサのみで自動運転を実現することは現時点では難しく、交通インフラなどから取得した情報などを活用して自動運転を行うインフラ協調型の自動運転技術の検討が必要となっています。

本実証実験では、臨海副都心地域、羽田空港地域において高精度3次元地図情報や信号灯火色情報などを提供する環境、羽田空港と臨海副都心を結ぶ首都高速道路では、本線を走行する車両に関する情報やETCゲートの開閉に関する情報を提供する環境、また羽田空港においては、公共交通システム用の磁気マーカー、公共車両優先システム(PTPS:Public Transportation Priority Systems)、仮設バス停、バス専用レーンなどを整備し、実証実験参加者による実験データの取得、実験結果の報告などを行っています。

詳しくは、実証実験開始のニュースリリースをご参照ください。

【注釈】

※ 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期「自動運転(システムとサービスの拡張)」
事業期間:2018年度~2022年度

3.問い合わせ先

(本ニュースリリースの内容についての問い合わせ先)

NEDO ロボット・AI部 モビリティグル―プ 担当:林、牛島、金沢、富澤 TEL:044-520-5247­

(その他NEDO事業についての一般的な問い合わせ先)

NEDO 広報部 担当:中里、坂本、佐藤 TEL:044-520-5151­ E-mail:nedo_press@ml.nedo.go.jp

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