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NEDO関連事業の歩み1981~2010 2010年~へつづく

NEDOでは、1980年代から太陽光発電システムの実用化をはじめとして、新エネルギーの技術開発を進めてきました。
2000年代からは大規模太陽光発電や風力などを既存電源網へつなげる系統連系の影響度を測る実証事業を実施し、その利用拡大に向けた取り組みを進めてきました。
現在、電力だけでなく、熱、水や交通などの情報を通信技術で結び、地域全体のエネルギー需給を最適化・効率化する「スマートコミュニティ」の実現を目指し、その実証事業を展開しています。

2000年代
*マイクログリッド*

比較的小さな電力網に新エネルギーを導入

 マイクログリッドとは、電力と消費施設が比較的近くにある小規模な電力ネットワークのことです。太陽光発電や風力発電を比較的小規模な単位で既存の電力網に接続して利用することで、既存の電力網にあまり影響を与えずに新エネルギーが利用できます。太陽光発電や風力以外にもバイオマスなど地域特有のエネルギー源も利用されています。例えば、食品工場や、一般家庭から廃棄されるお弁当などの食品残さを利用してメタン発酵発電を行ったり(京都府京丹後市)、下水を処理する際に発生する消化ガスを利用した発電(青森県八戸市)などがこれにあたります。


*メガソーラー等の取り組み*

より広範囲な地域で新エネルギーを活用

 地産地消のキーワードの下、太陽光や風力による大規模な発電システムの導入が期待されています。
 NEDOでは、将来、こうした天候などに左右される発電所が多く設置された場合に、電力システムの安定化を維持する手法として、大型の蓄電システムやパワーコンディショナーの実証試験を行いました。大規模太陽光発電システム(メガソーラー)については北海道稚内市および山梨県北杜市で、風力発電の系統安定化については北海道苫前町で実施しました。


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定期広報誌「Focus NEDO」第45号より