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地球温暖化に立ち向かう環境技術イノベーション

日本発の技術として 世界に先駆けて実用化を目指す

本プロジェクトで三つの基盤技術を確立した後、何段階かのスケールアップ実証を経て、2030年頃をめどに実用機に結実させるという将来図を描いています。太陽エネルギーは天候に左右されたり、日中に限られたりするため、実用化の際には天然ガス(メタン)由来の水素を原料とするプロセスとの併用が現実的とされています。一方、さらにその先には、太陽エネルギーに恵まれた中東などの世界のサンベルト地帯への大規模展開も考えられます。日本発といわれる光触媒の技術をぜひ世界に先駆けて実用化し、エネルギー問題の解決や地球温暖化防止に貢献していくことを目指していきます。

光触媒とは?K E Y W O R D

光を吸収すると、他の物質に化学反応を引き起こさせる触媒機能を持つ物質。特に日本発祥の「酸化チタン光触媒技術」は有害物質の除去、空気浄化、脱臭、抗菌等の働きがある。NEDOは2007年度から2012年度まで「循環社会構築型光触媒産業創成プロジェクト」を行い、塗料やタイルなどでの実用化が広がっている。一方、自然界では光合成を行う「葉緑素」という光触媒があるように、本プロジェクトでは水から水素と酸素を得る人工光合成を可能にする光触媒の探索を実施している。

定期広報誌「Focus NEDO」第59号より