本文へジャンプ

1234

「COP21」レポート

ベトナムの写真

ベトナム「グリーンホスピタル促進事業」がJCMプロジェクトとして登録

本事業は、ハノイとホーチミンの二つの国営病院に、高効率性能のインバーターエアコン約1000台を導入し、エアコン間の効率的な連携を制御するエネルギー・マネジメント・システムを用いた技術実証と、温室効果ガスの排出削減効果を検証するプロジェクトです。病院全体の空調の効率化とともに、換気の適正化による院内空気質を改善し、「グリーンホスピタル」の確立・促進を目指します。なお、エアコンの付け替え時には、廃棄するエアコンからフロン類を適切に処理するよう対応し、環境十全性に配慮しています。

NEDOは2014年8月にベトナム商工省(MOIT : Ministry of Industry and Trade)と基本協定書(MOU)を締結し、本実証事業を開始、2015年11月30日には、日本・ベトナムJCM合同委員会による承認を得て、NEDOの実証事業として初めて、JCMプロジェクトに登録されました。今後は、JCMプロジェクトとして1年間のモニタリング期間を設け、温室効果ガスの排出削減効果等についてMRV(測定・報告・検証)を実施し、気候変動の「緩和」への技術的貢献を明確にします。

また、本事業では、ベトナム政府の推進する省エネルギーラベル制度と連携。病院のように年間を通じて連続した空調が必要な環境でも、インバーターエアコンの性能評価を適切に実施できるように、同国のエネルギー鉱山機械工学研究所/工業試験検査所(TVCI/IEMM)に、平衡式室型熱量測定装置を導入します。今後は、両病院での省エネルギー効果の検証に加え、本装置を用いた性能評価を通して、日本が推進する省エネルギー性能に優れたインバーターエアコンがベトナム国内にて普及するよう後押しします。

JCM実証事業概要の図

定期広報誌「Focus NEDO」第59号より