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連載シリーズインタビュー(Focus NEDO50号より)

ロボットといえばNEDO、NEDOといえばロボット

―NEDOがロボット開発に関わる意義はどのようなところにあるのですか。

久木田 NEDOはいろいろな開発を行っているので、そのマネジメント手法はロボットにも使えます。例えば、実用化、商品化に向けたマネジメントやベンチャー企業の支援など、様々なメニューを持っています。また、どこかの病院と民間企業が一緒にプロジェクトを行おうとすると、病院側が二の足を踏むケースもありますが、NEDOが間に入って行うと、スムーズに運ぶ場合もあります。それは海外でもいえます。企業が単独で行っても、なかなか相手にしてもらえないケースでも、NEDOが入るとうまくいく場合があります。現在、ドイツとデンマークで進めているプロジェクトはその典型だと思います。特にこの2つのプロジェクトは、規制が壁となっている日本で実施するには、なかなか難しい現状があり、海外で先に始めたという事情があります。これからは、海外案件もどんどん増やしていこうと考えています。


―ロボットの普及に向けて、NEDOではどういう活動をしていこうと考えていますか。

久木田 まずはデモンストレーションです。体験してもらうことが非常に重要だと考えているので、展示会などには積極的に出展したいと思っています。それから、法整備に関しては、使う人の立場や製造する企業の立場に立って、いろいろな提言をしたいと考えています。そして、ゆくゆくは「ロボットといえばNEDO、NEDOといえばロボット」と呼ばれるようにしていきたいです。

2013年2月に公開された、9分野の災害対応ロボット技術の写真

2013年2月に公開された、9分野の災害対応ロボット技術。NEDOの「災害対応無人化システム研究開発プロジェクト」で、実用化を念頭に置いて開発された。


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定期広報誌「Focus NEDO」第50号より