本文へジャンプ

123456

NEDOバンコク事務所:世界が注目する有望市場で各国政府との共同プロジェクトを推進

経済発展著しいバンコク市内の写真  ASEANの総人口はEUの5億人を超える6億人、その平均年齢はほぼ30歳以下であることから、今後の生産・消費人口の飛躍的な増加が見込まれるだけでなく、4~8%という高い経済成長率を示す有望市場として注目を浴びています。これまでも、多くの日系企業が生産拠点としてASEANに進出してきましたが、最近では、この地域の消費市場を狙った企業進出が目立つようになりました。
 一方、この地域では政治的な不安定さに起因する政策変化や、為替変動リスクに敏感になることはもちろんのこと、それ以上に各国の政策金利が5%以上もあり、現地企業や投資家は投資回収年数に非常に敏感であるという事実に目を向ける必要があります。具体的には、設備を導入する場合に投資回収年数を3年程度に設定しているケースがほとんどで、日本的な“信頼性が高いので長い目で見れば”では遡上にのせることはまったくできず、徹底したコスト低減が現地市場獲得のカギとなっています。
タイ国内のバイオエタノール製造プラントの写真  この地域では、エネルギーやインフラなど基幹産業の多くが国営またはそれに近い会社により運営されているケースがほとんどです。そのため民間企業単独による市場参入には障壁が多く、政府機関としてのNEDOが、各国政府との共同国家プロジェクトという枠組みを通じて、わが国の技術の導入・普及と標準化促進の突破口の役割を担うことを念頭に活動しています。
 バンコク事務所では現在、30件以上の国際共同プロジェクトを実施しています。例えば、タイでのバイオ燃料からエタノールを製造するプロジェクトや内視鏡診断システムの研究、インドネシアの工業団地をスマート化するプロジェクト、ベトナムの産業廃棄物発電プロジェクトなど、各国の特色を生かした事業を展開しています。




≪≪ 【前ページ】シリコンバレー事務所●世界有数の規模を誇る市場で日本企業の活躍の場を創出

【次ページ】北京事務所●中国市場への技術・製品の普及を新興国市場への足がかりに ≫≫

【特集ページ目次へ戻る】



定期広報誌「Focus NEDO」第54号より