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北京事務所:中国市場への技術・製品の普及を新興国市場への足がかりに

中国内モンゴル自治区フフホト市で実施の都市廃棄物高効率エネルギー回収実証事業の写真  中国では1970年代後半に改革開放政策が導入され、従来の計画経済から“特色ある社会主義資本経済”への転換が図られています。資本経済を取り入れつつも、政治・経済などの社会目標を5カ年計画として取りまとめ、具体的政策が立案されます。現行の第12次5カ年計画では省エネ、環境保護に重点が置かれており、2012年秋に発足した(いわゆる)習近平政権においてもその方針が踏襲されています。
 NEDOは約20年間にわたり、中国で省エネ・新エネ、環境保護、クリーン・コールに関する国際実証事業などを行い、日本で確立された技術や設備の中国市場での効果実証を進めてきました。その結果、NEDOの実証事業を通じて実証成果の認められた設備がおよそ300基普及しており、約700万キロリットル/年の原油使用量削減と日本企業の中国市場進出に貢献しています。中国では経済活動も政治的影響を避けられないため、これが中国事業独特の難しさにもつながっていますが、NEDO事業には中国政府も参画していることを活用し、事業開始後の円滑な事業推進や成果普及を意識した進め方としています。
焼却処理の様子の写真 焼却施設外観  中国では一般的に、日本製品に対しては信頼性が高く、安全・安心のブランドであり、日本技術には先進性があると認識されています。中でも環境保護やスマートグリッドに関する技術は世界でも先行していると評価されています。そのため、NEDO事業を通じ、世界経済の一大発信地である中国市場において、これらの分野を中心とした日本技術や日本製品の普及を図ることにより、中国市場だけでなく、他の新興国市場へのインパクトにもつなげていくことがNEDOの役割として求められていると考えています。



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定期広報誌「Focus NEDO」第54号より