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生活支援ロボットプロジェクト

安全検証センターを作り様々な試験を実施

 日本では、少子高齢化が急速に進展しており、介護などの分野では、労働力の不足が懸念されています。NEDOでは2009年から「生活支援ロボット実用化プロジェクト」に取り組んでいます。このプロジェクトで行ってきたことは大きく分けて3つあります。1つ目がロボットの安全技術の開発、2つ目が安全性を検証するための試験技術の確立、そして3つ目が開発した技術の国際標準化です。
 特に2番目については、茨城県つくば市に生活支援ロボット安全検証センターを設け、参加企業約20社から提供されたロボットで様々な試験を行っています。例えば、衝突安全性試験、平坦路走行試験、傾斜路走行試 験、衝撃耐久性試験など18項目の試験です。そして、そこで得られたデータを元に安全を検証するための試験技術の確立を目指しています。
 ユーザーは安心・安全なロボットを使いたいと思うため、企業の人が安全なロボットを作りたいと思っても安全基準がないと作れないので、この試験技術は非常に重要です。ゆくゆくはその安全検証センターで安全性試験を行ったロボットが世界市場に出回るようにして、このセンターを生活支援ロボットの安全技術のメッカにしたいと考えています。
 また、国際標準化については、現在ISO化を行っており、今年度中には発行される予定です。このISO化については、これまでの実験データを元に様々な提案を行い、日本が主導的な役割を果たしてきました。

生活支援ロボット安全検証センターと安全認証に係わる体制

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定期広報誌「Focus NEDO」第50号より