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グリーンネットワーク・システム技術研究開発プロジェクト(グリーンITプロジェクト)

事業・プロジェクト概要

事業期間:平成20年度~平成24年度、予算総額:74.86億円
PL:関口 智嗣(独立行政法人 産業技術総合研究所 情報技術研究部門 研究部門長)
 ブロードバンドの普及やIT機器の高度化・設置台数の増加に伴い、ネットワークが扱う情報量は急激に増大し、IT機器やネットワーク機器が消費する電力は増加の一途を辿っています。さらに近年、膨大なコンピューティング能力を背景に、ユーザーがIT機器やアプリケーションなどの情報サービスを意識することなく、必要な時に必要な機能を必要な分だけネットワークを経由して調達する次世代コンピューティング環境(クラウド・コンピューティング)が広がりを見せ、この環境下におけるエネルギー利用の最適化や環境負荷低減が求められています。
 本プロジェクトは、中期(2013年以降のポスト京都議定書)・長期(2030年)・超長期(2050年)までを視野に置き、データセンタの年間消費電力量を30%以上削減可能なエネルギー利用の最適化を実現するデータセンタに関する基盤技術確立と、ネットワーク部分の年間消費電力量を30%以上削減する革新的な省エネルギー化を可能とするネットワーク・ルータに関する要素技術確立を目指します。

■研究開発項目一覧表

研究開発項目一覧表
グリーンネットワーク・システム技術の研究開発サムネイル
構成図
次世代モジュール型データセンタ構成
  • NEDOが実施しているプロジェクト、調査等を取りまとめた成果報告書について、公開後10年以内のものは「成果報告書データベース」より検索及びダウンロードができます。ユーザ登録の上、ご利用ください。

関連成果

プレスリリース
日付 タイトル
2012年9月26日
  • 省エネ技術を結集した次世代モジュール型グリーンデータセンターを構築
    ―従来のデータセンターに比べ消費電力を30%削減可能に―
プロジェクト実施者の対外発表記事
日付 実施者 タイトル
2013年9月3日 日本電気株式会社
2013年7月30日 三菱電機株式会社

基本情報

技術・事業分野 ネットワーク
省エネルギー
プロジェクトコード P08017
担当部署 省エネルギー部 (TEL:044-520-5180)

詳細資料

短期的アウトカム概要(6年間の追跡調査により把握した状況)

■追跡対象企業のPJ終了後6年目のステージ状況

対象企業数:13社

  • 上市:2
  • 製品化:1
  • 研究・開発を継続中:9
  • 中止・中断:1

最終更新日:2019年3月29日

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