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代替フロン等3ガスの排出削減設備の開発・実用化支援事業

基本情報

技術・事業分野 フロン対策
プロジェクトコード P07031

事業・プロジェクト概要

事業期間:平成18年度~平成22年度、平成22年度予算:9.1億円

 特定フロン(CFC、HCFC)等のオゾン層破壊物質は、オゾン層保護の観点からモントリオール議定書により、生産の段階的な廃止が義務付けられています。一方、特定フロンの代替として開発され、オゾン層破壊の恐れがない代替フロン等3ガス(HFC、PFC、SF6)は、その優れた特性から、冷媒(冷凍・冷蔵庫、空調機器、自動車用エアコン等)、発泡剤、洗浄剤、絶縁材等として利用されており、今後、オゾン層破壊物質からの転換が本格化するに従って、その使用量・排出量の増加が見込まれています。しかしながら、これら3ガスは、大気中に長期間に亘って安定に存在しかつ極めて強力な温室効果を発揮する化合物であることから、京都議定書において排出削減対象ガスに指定されています。
 本事業は、代替フロン等3ガスを使用する全ての分野・業種を対象として、その排出抑制に係わる先進的かつ波及性の高いと思われる設備や技術の適用ならびに技術開発等の事業を広く公募し、優れた提案に対し先導的なモデル事業(より実用化に近い応用研究や適用研究)として助成し、実用化を促進するものです。

  • 代替フロン等3ガス:オゾン層破壊源となる塩素を含まないHFC(ハイドロフルオロカーボン)、PFC(パーフルロカーボン)、SF6の3種類のガス。地球温暖化係数が高い。

 平成22年度に、旧事業名「代替フロン等3ガスの排出抑制設備の開発・実用化支援事業」より変更しました。

■助成事業の概要

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