水素製造・輸送・貯蔵システム等技術開発
事業・プロジェクト概要
事業期間:平成20年度~平成24年度、予算総額:76.60億円
PL:尾上 清明(九州大学 水素エネルギー国際研究センター 教授)
本研究開発では、これまでの事業成果等を踏まえ、燃料電池自動車実用化のための水素供給インフラ市場立上げ(平成27年(2015年)頃を想定)に向け、水素製造・輸送・貯蔵・充填に関する低コストかつ信頼性・耐久性に優れた機器およびシステムの要素技術開発、実用化技術開発を行います。それにより、水素エネルギー供給に必要な一連の機器およびシステムに関する技術を確立することを目的とします。また、実証研究や基準・標準化に関する事業と連携して技術開発を推進することにより、燃料電池自動車の実用化・普及展開および国際競争力の確保に寄与します。
- システム技術開発
「水素供給システム」を構成する機器である、水素ステーション機器や車載等水素貯蔵/輸送容器について、低コスト化・コンパクト化に繋がる開発を行うと共に、複数機器を組み合わせた「水素供給システム」の全体として耐久性等の検証を行います。 - 要素技術開発
水素製造・輸送・貯蔵・充填機器及びシステムに関する高性能化、軽量化、低コスト化及び長寿命化のための要素技術を開発し、検証します。 - 次世代技術開発・フィージビリティスタディ等
水素エネルギーの導入・普及に関する新規の概念に基づく革新的な技術(例えば、化石燃料以外からの水素製造等)の開発(国外研究機関を活用した国際共同研究や国際協力を含む)及び水素社会実現に向けた技術開発シナリオの検討、水素キャリアに応じたフィージビリティスタディ、燃料電池自動車及び水素インフラ等に係る基準・標準化のためのデータ取得等を行います。
■事業説明図
基本情報
技術・事業分野 | 燃料電池・水素 |
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プロジェクトコード | P08003 |
担当部署 | 新エネルギー部 (TEL:044-520-5270) |
詳細資料
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基本計画(261KB)
- 実施方針:平成24年度版
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実施方針:平成23年度版(237KB)
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実施方針:平成22年度版(278KB)
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実施方針:平成21年度版(219KB)
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実施方針:平成20年度版(142KB)
短期的アウトカム概要(6年間の追跡調査により把握した状況)
■追跡対象企業のPJ終了後6年目のステージ状況
対象企業数:29社
- 上市:14
- 製品化:5
- 研究・開発を継続中:7
- 中止・中断:3
最終更新日:2019年3月29日